BOSSのテーブルトップルーパー・RC-202をさっそく使ってみました!

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5つのループトラックを有するフルサイズルーパーRC-505のコンパクトバージョンとして新たに登場したBOSS RC-202
ループトラック2つとマイク用のXLR入力、2つのPhone入出力、更には多種多様なエフェクターを詰め込みながらテーブルトップサイズにまとめたモデルです。

今回はこのRC-202のインプットにエレキギターを差し込んで使ってみることに。
通常エレキギターで使用するのであればツインペダルタイプのRC-30がベストな選択だとは思いますが、ここは敢えてRC-202を使って何か一味違うパフォーマンスができないものか...試してみました!



一般的なルーパーでは基になるビートから自分で録音して音を重ねていく必要がありますが、RC-202には17種類のリズムループが用意されています。
今回はプリセットパターンの中から16ビートのリズムループ・Ptn11「Groove Beat 1」を使用し、BPMは100に設定。
BPMの設定の際にはタップテンポボタンを4回押しても良いですし、ボタンを一回だけ押した後にVALUEノブで数値を指定してもオッケーです。

Rhythm Startボタンを押して、リズムループを走らせたら、左側のトラックに2小節分のコードバッキングを録音します。
次に右側のトラックにウワモノとして4小節分のアルペジオフレーズを録音。

その後、入力インピーダンスを整える為にあらかじめ接続しておいたBOSSのオクターバー・OC-3を使用し、左側のトラックにベースラインを重ねていきます。

bass

...基本となる2トラックのフレーズループが完成しましたが、これだけだとシンプルなのでRC-202内蔵のエフェクターを掛けて、もうちょっと色づけをしていきましょう。

まず左側のコードバッキングトラックにDELAYを掛けてみます。
「DELAY」ボタンを押した後、左側の「TRACK」ボタンを押してエフェクトを掛けるトラックを選択。
エフェクトの掛かりの深さやパターンはDELAYボタンの右にあるノブで調整していきます。
基のフレーズの音数が少ないこともあって、8分音符のディレイが掛かるだけでもだいぶ違ったリフに聴こえますね。

今度は右側のアルペジオトラックにSLICERを掛けてみます。
SLICERはトレモロのような音量変化をリズミカルに加えることでより有機的な揺れを作り出すエフェクト。
※BOSSのツインペダルシリーズ「SL-20」として単体でもリリースされており、ギタリストだけでなくキーボーディストやDJプレイヤーにも使用されているユニークなエフェクターです。
「SLICER」ボタンを押した後、右側の「TRACK」ボタンを押してエフェクトを掛けるトラックを選択。

続けて右側のトラックにSLICERを掛けた上に更にFILTERを掛けてみましょう。
ギターではお馴染みのワウペダルの効果を更に幅広くしたようなダイナミックなフィルタリングを加えることができます。
ノブをひねると音がモコモコしたりシャカシャカしたり、SLICERの横揺れにFILTERの縦揺れが加わって独特な揺らぎが生まれますね。

最後はBEATエフェクトを掛けてみます。
これは特定の拍数でフレーズをループさせるシンプルな効果ですが、特にDJプレイなどで繋ぎ部分をトリッキーに聴かせたり、トラックの盛り上がりに合わせて連打フレーズを挟み込むような演出に使われます。
右側のトラックに録音したフレーズは4小節で完結するラインですが、これにBEATを使用し、細切れにループさせることで最初に録音したものとはまるで違うフレーズを作ることができます。
「BEAT」ボタンを押した後、右側の「TRACK」ボタンを押してエフェクトを掛けるトラックを選択。
ノブのポジションによって4拍、2拍、1拍~とループされるポイントが変わっていくので、適当にいじってみるだけでもなかなか楽しめました。

knob

...いかがでしたでしょうか?
録音機能のオンオフにフットスイッチを使わなかったので録音操作が少々忙しい部分もありましたが(笑)、ライブパフォーマンスだけでなくアイディアを練る為のフレーズメモに使ったり、リズムを鍛える練習用として使ってみるなど、ギタリストにも十分楽しめそうな一台です。

今回は 録音フレーズを明確にする為にRC-202のエフェクターの特長のひとつでもあるInput FXは使用しませんでしたが、Input FXでフィルタリングやディレイ、リングモジュレーターなどの効果を掛けながらフレーズを録音していくこともできるので、ぜひお手元でお試し頂ければと思います!

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