UVIから大正琴のサンプルパック「Nagoya Harp」発売!

“90sの名機”と呼ばれる数々のデジタルシンセのサウンドを再現する「Digital Synsations」シリーズや、ハイブリッドプラグインシンセ「FALCON」などで有名なフランスのプラグインブランド・UVIから、日本発祥の撥弦楽器・大正琴をサンプリングした「Nagoya Harp」が発売されました。

まず、なぜフランスのメーカーから”ナ↓ゴ↑ヤ↓”ハープ?という銘に疑問が浮かびますが「1912年に名古屋の森田吾郎氏によって発明された大正琴をベースにしています」との説明からも分かるとおり、大正琴発明の地・名古屋の名をそのまま冠した模様です。

左手でキーを押さえ、右手でピッキングを行う伝統的な奏法を再現した「STRUM」と、弓弾きやスティックを使った「Avant-garde」の2モードを選ぶことができ、ピッキングの強弱をステップシーケンサー感覚で簡単に設定できる「Tremolo」機能を搭載。

サンプルはRoyer SF-24、Neumann U67とBruel & Kjaer 4006のマルチマイクで収録されており、さまざまな奏法を細かくサンプリングしたデータ総量は6.92GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは21.3GB)となっています。

搭載エフェクトも、鳴りと響きを与える高品位のコンボルーション、UVIの定評のドライブ、コーラス、フェイザーとディレイ、アルゴリズムリバーブに加え、3バンドEQも装備と充実のラインナップ。

ドローン弦の使用やピッキングのバリエーションなどで、従来の和楽器サウンドとはまた一味違ったトーンを楽しめる「Nagoya Harp」、2017年12月18日(月)までは発売記念プライスとして49ドルメーカーサイトにて購入可能となっていますので、ご興味が湧いた方はぜひお早めにチェックしてください!

※「Nagoya Harp」の使用にはUVI Workstation、またはUVI FALCONが必要です。

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