待望のループバックに対応!Steinberg、UR22の後継機「UR22mkII」を発表!
Stenbergの定番オーディオインターフェース「UR22」が発売されたのは、2013年2月の話になります。それまで「UR824」や「UR28M」といったモデルをリリースしていたスタインバーグですが、24bit/192kHz対応、Class Aマイクプリ搭載、フルメタルで安っぽくない筐体で、14800円(消費税5%当時の価格)という価格でスタインバーグが攻めてきたということで、ますますDTMの裾野が広がっていくだろうな、と思ったことは今でも結構印象に残っています。
それからというもの、「UR22」は、入門用のオーディオインターフェースとしても定番にななりつつ、他にもスタインバーグは、「UR44」「UR12」「UR242」と立て続けに用途に応じたオーディオ・インターフェースをリリースします。
そして、そんなURファミリーのなかでも一番人気の「UR22」が、なんと今回モデルチェンジ!
その名も…
「mkII」!!
まんまですね。しかし、今回のモデルチェンジにはいろいろ重要な要素がありますので、順にご紹介します。
遂にループバック対応です。ニコニコ界隈では「ステミキ」とか言ったりするあれです。オーディオインターフェースに繋いだマイクや楽器の他に、iTunesなどPC内に取り込んだ音楽をBGMやオケとして使用できる機能です。これにて、URシリーズはすべて、ループバック対応となります。
Windows、Macはもちろんのこと、iPadにも対応。iPadでインターネット生放送、という方も多いはでずし、次に紹介する「Cubasis LE」を使ってモバイルな音楽制作環境も構築できます。
▲リアパネルには、電源供給用の5V DC端子を装備しています。
(※iPadで使用する場合、「Apple iPad Camera Connection Kit」または「Lightning – USBカメラアダプタ」が必要となります。)
この度新しく発表となった、音楽制作アプリ、「Cubasis LE」に対応。アプリストアから無料でダウンロード可能。しかも、アドバンテージ機能付き。タブレットを使った音楽制作がすぐに開始できます。
音楽制作ソフト「Cubasis AI」も同梱(ダウンロード形式)。コンピューターを使った音楽制作にも、もちろん対応します。
前モデル同様、最大24bit/192kHz対応で、高品位マイクプリアンプ「D-Pre」を2基搭載。Ch2のTRS入力はHi-Z切換え可能でギターの直接入力も問題ありません。
音質、性能はお墨付きの「UR22」。コンピューターを使って音楽制作を始める方はもちろんですが、「Cubasis LE」対応ということで、タブレットで音楽制作を開始したい方にもおすすめのオーディオインターフェースです!
【Steinberg/UR22mkII】
■メーカー出荷開始日:2015年11月11日(水)
■価格:14,500+税