DJソフト、SERATO DJについて！

公開済み 2016年9月15日 · 更新済み 2017年12月31日

御茶ノ水本店ＤＪ担当今宮です！前回に引き続き、ＤＪの記事をお届け。

いきなりですが、先日のDMC JAPAN FINAL、熱かったです！！

シングル部門優勝はDJ YUTOさん。バトル部門は当社主催の渋谷NO1 DJ CHAMPIONSHIPでも優勝経験のあるDJ FUMMYさん！ジャグリング、スクラッチを織り交ぜつつ、DJ機材の機能をフルで使いこなして、すごかったです！

前回はDMC JAPAN FINALで使用された機材についてお届けしましたが、DVSで使用される「TRAKTOR」と「SERATO DJ」では、何が違うのか？？というテーマで、引き続きお届けしていきたいと思います。

まず、今回はSERATO DJから！

ＤＪソフトではもはや定番のソフトで、世界中のＤＪに使われているソフトと言っても間違いのないソフトです。

SERATO DJには2種類あり、SERATO DJ INTROとSERATO DJの2種類があります。

SERATO DJ INTROは機能制限のついたソフトで、SERATO DJよりも下位にあたるソフトになりますが、SERATO DJですと録音機能がついていたり、４デッキを使ったプレイなどが行えます。

こちらが機能比較表！

Serato DJでは、キュー・ポイント以外にループ・ポイントも保存することが可能です。

Serato DJをお持ちの方は、音楽ダウンロードサイト、Whitelabel.netの使用権が得られ、レコード・レーベル各社がDJに配布しているプロモーション用楽曲を、無料でダウンロードすることもできます。楽曲もGETできるいたれりつくせりなソフトです！

また、SERATO DJ INTROでは、楽曲のBPM（テンポ）だけを合わせてくれるシンプル・シンク機能がついていますが、SERATO DJですと、スマート・シンクという機能が新たに搭載されており、シンプル・シンクと同じようにBPMを合わせてくれて、ビートのタイミングも合わせてくれます。より制度の高い楽曲のシンクができます。

SERATO DJの主な機能はこちら。

■新設計のユーザーインターフェイス：クラブプレイからショウケースに順応したシンプルなユーザーインターフェイス
■iZotope社の強力なエフェクターを搭載：Delay, Echo, Ping Pong Delay, Reverb, Phaser, Flanger, Distortion, High Pass Filter (HPF), Low Pass Filter (LPF), Combo HP / LP Filter.
■MIDIマッピング機能：パッドコントローラなどのMIDI機器を接続して利用可能
■ホットキュー：最大で8つのホットキューポイント記憶
■4デッキミックス：4デッキコントロール対応のデバイスであれば、4デッキを同時コントロール
■録音機能：DJミックスプレイを録音／保存
■ループ機能：マニュアル、オート、ロール
■同期／オートテンポ：グルーブをシームレスにキープする同期機能
■クレート／スマートクレート：複数のSeratoソフト間でも利用できる便利なライブラリ機能
■SP-6サンプラー：任意のサウンドをトリガー／ループできるサンプラー機能
■プラグ&プレイ：コンピュータとコントローラをUSBケーブルで接続するだけの簡単セットアップ
■Serato Video 対応：プラグインの追加によりビデオミキシングが可能に
■Serato Remote対応 (iPad)／(iPhone)

2016年9月12日現在、SERATO DJの最新バージョンは1.9.2ですが、他のソフトにない機能としてはテンポだけでなくピッチもシンクすることです！