よりプロ志向のステージピアノへ|YAMAHA、「CP88」「CP73」を発表!

YAMAHAから「CP88」「CP73」が発表されました。


▲CP88

▲CP73

「CP88」「CP73」は、新規ピアノ音色を搭載したほか、必要な操作をパネル上で行えるOne-to-Oneインターフェイスを採用。よりプロ志向のステージピアノへと進化しています。

その内容を都内で行われた、製品発表会の様子を交えお伝えします。


▲ゲストは、槇原敬之さんのバンドマスターやポルノグラフィティへの楽曲提供など、様々なアーティストを手掛ける作編曲家、キーボーディスト、プロデューサーの本間昭光さんと、ロック、ソウル、ファンク、ジャズなどあらゆる音楽スタイルを柔軟に奏で、T-SQUAREでは、自作曲4曲も提供したピアニスト、キーボーディストの松本圭司さん。

 

3種類のプレミアムコンサートグランドピアノ(CFX、S700、ベーゼンドルファー290インペリアル)の音色を搭載

熟練の調律師によって完璧に調律されたピアノは、それぞれ丁寧にレコーディングとボイシングが施され、本物さながらのフルレンジかつダイナミックな表現と繊細なニュアンスの表現を可能としています。

【CFX】 17年の熟成を経たヤマハのフラッグシップ フルコンサートグランドピアノCFX。フルオーケストラの編成内においても決して埋もれることのない、繊細できらびやかな高音域とパワフルな低音域。圧倒的なダイナミクスレンジと力強さを兼ね備えたヤマハ最高峰のピアノです。

【ベーゼンドルファー 290 インペリアル】 プレミアムピアノの分野で世界最古のベーゼンドルファー。世代を超えて受け継がれる熟練の技を持つ職人によってハンドクラフトされたピアノのサウンドは暖かな低音と歌うような高音、そして豊かな響きをもった”ウィーンサウンド”と呼ばれています。 CP88とCP73に収録されているコンサートグランド290インペリアルは8オクターブの音域を備える同社のフラッグシップモデルです。9鍵分拡張された低音弦と巨大な共鳴板はワイドレンジな共鳴を生み、ベーゼンドルファーの際立って豊かな音色、輝きを放つサウンドを奏でます。

【S700】 ヤマハの熟練の職人が手がけたハンドクラフトのグランドピアノS700は、アンサンブルの中でも個性を発揮するパワーと、ソロからバッキングまで繊細かつ豊かに表現できる個性を持ったピアノです。S700はポピュラーなグランドピアノボイスとして、歴代のピアノシンセサイザーS90ESやミュージックプロダクションシンセサイザーMOTIF ESにも収録されています。

 

現代のアンサンブルにも欠かせないアップライトピアノ「U1」「S1」の音色を追加

【U1】 世界中の様々なシーンで使用されているヤマハのアップライトピアノU1。使い込まれたピアノ本体が奏で出すヴィンテージなサウンドは、いわゆる「アップライトピアノのサウンド」として象徴的なものであり、それを必要とする音楽にとってはまさに、欠かす事ができないサウンドです。

【SU7】 ヤマハのフラッグシップアップライトピアノSU7。コンサートグランドピアノCFXと同じハンマーフェルトをもち、リッチで響き豊かなトーンを特徴としたピアノです。


▲「ビートルズフォロワーのような、グランドピアノでは出せない当時の音色として、アップライトピアノ音色が望まれることは多い」と本間さん。

 

より実機に近づいたエレピサウンド

【Yamaha CP80】
1978年ライブバンドで使用できるエレクトリックグランドピアノとしてCP80とCP70は登場しました。CP73とCP88にはパワフルでダイナミックレンジの広いCP80サウンドが搭載されています。

【78 Rd】
レンジが広く、エフェクトのかかりが良いハイクオリティなエレクトリックピアノサウンドです。使い勝手の良いそのサウンドは様々な音楽ジャンルで使用できます。

【75 Rd】
ダーティでファンキーなエレクトリックピアノサウンド。ノリの良さや個性を求める音楽に最適です。

【73 Rd】
ファットで暖かいビンテージサウンドはバラードや歌もののバックに最適です。

【Wr】
ダイナミックレンジの広いリードタイプのエレクトリックピアノサウンド。ヴィンテージな【Wr Warm】とモダンな【Wr Bright】の2種類を収録。

他、オルガン(トーンホイール/トランジスター/パイプ)、Clavi、DXピアノといった定番のキーボードボイスも収録。


▲「前モデルCP4 STAGEに比べても、鍵盤と音色のマッチングが向上している」と松本さん。

 

直感的な操作が可能な「One-to-One」インターフェース

操作に必要なボタンはパネル上に配置。階層に入ることなく素早く演奏中でも操作できます。リハーサルからステージまで、どのようなシチュエーションにおいてもコントロールしたいパラメーターに素早くダイレクトにアクセスすることが可能です。

 

堅牢性を保ちつつも高まった運搬性

本格的なハンマーアクション鍵盤を搭載し、過酷なツアーユースにも耐えられる堅牢性を保ちつつ、コンパクトなサイズと18.6kg(CP88)、13.1kg(CP73)というウェイトを実現。従来モデルから設計を見直す事により、格段に運搬性が高まった専用ケース(別売)と組み合わせることで、トータルパッケージとして抜群の可搬性を実現します。


▲大型キャスター搭載の専用ケース「SC-CP88」「SC-CP73」

【YAMAHA / CP88】
■発売日:2019年3月上旬
■価格 :243,000円+税

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【YAMAHA / CP73】
■発売日:2019年3月上旬
■価格 :202,500円+税

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