「Microwave」が現代に復活｜Waldorf、「M」を発表！

公開済み 2022年2月3日 · 更新済み 2022年2月3日

Waldorfから「M」が発表されました。

M（エム）は Waldorf 伝統のウェーブテーブルとアナログ VCF/VCA を搭載した新世代のクラシック・ハイブリッド・シンセサイザー。Waldorf の起源である伝説的なシンセサイザー「Microwave」とその後継機種「Microwave II/XT」のサウンドを現代に復活させました。レゾナンスとアナログ・サチュレーション機能を備えた24dB/Oct アナログ・ローパス VCF、パンニング・オプションを備えた真のステレオ・アナログ VCA を中心に、多くの機能を搭載。幅広いユニークなサウンドを演奏することができます。
時代の流れの中で今も忘れ去られることのない名機。現代のシンセサイザーシーンで最も注目されている「ウェーブテーブル・シンセシス」の名機が新たな姿で再来しました。

2基のウェーブテーブル・オシレーターには、Waldorf 伝統の2種類の異なる音源モデルとして、クラシックな8ビットの Waldorf Microwave I と16ビットのモダンな Waldorf Microwave II/XT を採用しています。また、音作りに重要なフィルターには、アナログの 24dB/Oct 改良されたラダー型ローパス・フィルター（ヴィンテージのVCFチップSSM2044の現代版SSI 2144）を採用し、ナチュラルで音痩せの無い自己発振とマイルドながら迫力のあるサチュレーション・サウンドを生み出します。アナログ・ステレオVCAを搭載。 4つのマルチティンバー・パートはそれぞれステレオ出力できます。

2048種類の膨大な数のサウンドを保存可能。 1024種類のプリセットには Microwave 1 Factory Sound Setの定番サウンド、PPG Wave 2.3のサウンド、世界的に著名なサウンドデザイナーが新機能を利用して新たに作成したサウンドなどを満載。即戦力のあるシンセに仕上がっています。

コントロール・パネルには45のノブ/エンコーダー、19のボタン、1つの高解像度ディスプレイが配置され、主要なパラメータを直感的に操作できます。現在8ボイスのボイス拡張ボード（別売）を開発中で、追加により最大16ボイスになります（予定）。　別売でラックマウント・キットがあります。