配信ミキサーの最新モデル|YAMAHA、「AG03MK2」「AG06MK2」を発表!

YAMAHAから「AG03MK2」「AG06MK2」が発表されました。


▲AG03MK2 ホワイト/ブラック


▲AG06MK2 ホワイト/ブラック

AGシリーズは、2015年の発売以降、配信ミキサーの超定番製品となっています。


▲初代 AG03(左) と今回発表された AG03MK2(右)

画像をパッと見ただけでは、「え、何が変わってるの?」と思うかもしれないですが、使いやすさはそのままに、加えてこれまで要望の多かった「あったらいいな」思う機能を新たに装備しています。

ランナップも追加され、AGシリーズのミキサー機能を詰め込み、複雑な配線の必要なくライブストリーミングが行えるUSBマイク「AG01」も同時に発表されました。


▲「AG01」ブラック/ホワイト 2022年6月30日発売予定

-ライブストリーミングミキサー「AG03MK2」「AG06MK2」の主な進化ポイント-

・ミュートボタンを新たに装備
・AUXスマートフォン端子搭載により、対応機器と対応アプリが拡張
・エディターソフト(アプリ)がiPhone対応に
・ファンタム電源を2つのchへ供給可能(AG06MK2)
・カラーバリエーションの追加、バンドルパックも登場

 

ミュートボタンを新たに装備

ミュートボタン、これは相当待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。2015年の初代AGシリーズ発売の際の記事「YAMAHA ウェブキャスティングミキサー AG03 MIKU (ミク)、他シリーズを発表!」でも触れていたとおり、初代AGシリーズでは、配信者のモニター音をミュートするボタンはあっても、配信に乗る音声をミュートするボタンがありませんでした。

「宅配便が来た」「くしゃみ出そう」「親が部屋に入ってきた」等、瞬時に配信の音を消したいときに、活躍してくれそうです。

なお、ミュートボタンは、「FC-5」等フットスイッチで操作することも可能です。

 

AUXスマートフォン端子搭載により、対応機器、アプリが拡張

初代AGシリーズにも搭載されていたAUX端子ですが、初代では「AUX IN」端子であったのに対し、MK2では「AUX IN/OUT」端子になっています。入力だけでなく、出力の機能も備えています。4極ミニステレオケーブルを使用しアナログ接続することで、Andoroid機器へ対応、また対応するアプリも広がります。

■どういうことかと言うと…
スマートフォンを使って配信をしようとする際、多くの配信ミキサーがiPhone/iPadには対応していますが、Andoroid機器は対応していないものが多いです。配信ミキサーとスマートフォンをUSBケーブルで接続する「デジタル接続」が、Andoroid機器では、認識されない場合が多いためです。

ですが、今回のAGシリーズ「MK2」では、4極ミニステレオケーブルを使用し「アナログ接続」することで、Andoroid機器でも配信が行えるようになります。
また、USB(デジタル)接続時には、音声のやりとりができず使用できなかった「Clubhouse」「FaceTime」といったアプリにも、このアナログ接続で対応可能となります。

この「アナログ接続」には、4極ミニステレオケーブルを使用します。


▲4極ミニステレオのプラグ部分(絶縁線が3本)

もちろんこれまでどおり、コンピューター(Windows/Mac)やiPhone/iPadでは、USBケーブルを使って配信することが可能です。さらに、スマートフォンをAUX端子にアナログ接続することで、配信中にお友だちなどに電話をかけ電話の声を配信に乗せる「ゲスト配信」も可能になります。


▲ミニステレオケーブルとして一般的な3極ミニステレオケーブルを使えば、初代AGシリーズ同様に入力のみ機能します。

 

エディターソフトがiPhone対応に


(画像はAG01のエディターアプリ)

AGシリーズには、エフェクトの調整や設定が可能なエディターソフトがあります。初代AGシリーズでは、Windows/Mac版のみでしたが「MK2」では、Windows/Macに加えiPhoneでも利用可能なアプリになりました。これまでは、iPhoneで使用する際もエフェクトの調整を行うためには、一度コンピューターに繋ぐ必要がありましたので、これは便利!
(残念ながら、Android 版のAG 専用エディターはありません)


▲初代AGシリーズのエディターソフト


▲スマートフォンでも使用可能な「MK2」の新しいエディターソフト

エディターソフトの使い方がよりシンプルになり、操作が簡単に。さらに設定のチュートリアルもあり、こうした機器の使い方に不慣れな方でも簡単にマイクの音量やエフェクトの設定が行えます。

なお、エディターソフト(アプリ)は、「MK2」に加えて、初代AGシリーズにも対応しているので、既にAG03/AG06をお使いの方も、是非iPhoneにアプリを入れておくことをお勧めいたします。

 

ファンタム電源を2つのchへ供給可能(AG06MK2)

AG06MK2では、ファンタム電源を2つのchへ供給可能。コンデンサーマイクを2本同時に使用できるので、ツインボーカルや複数名での対談配信などに対応できるようになりました。

 

カラーバリエーションの追加、バンドルパックも登場

「白い配信ミキサー」としても有名なAGシリーズですが、「MK2」では、カラーバリエーションとして、ブラックを追加。プロ機を思わせる精悍な佇まいです。

さらに、「AG03MK2」にコンデンサーマイク、マイクケーブル、ヘッドホンがセットになったライブストリーミングパック「AG03 LSPK」も登場します。ライブ配信を行うには、コンデンサーマイクとヘッドホンが必須アイテム。必要なものがセットになったバンドルパックです。


▲「AG03 LSPK」 2022年4月20日発売予定

というわけで、これからライブ配信を始める方にとって、さらに便利になった「新AGシリーズ」の特徴をご紹介しました。

すでに初代モデルをお使いの方も「MK2」への乗り換えを検討されてみてもいいかもしれませんね!

【YAMAHA/AG03MK2】
■発売日:2022年4月1日(金)
■税込価格:18,700円

ホワイト
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ブラック
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【YAMAHA/AG06MK2】
■発売日:2022年4月1日(金)
■税込価格:23,100円

ホワイト
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ブラック
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【YAMAHA/AG03MK2 LSPK】
■発売日:2022年4月20日(水)
■税込価格:40,700円

【YAMAHA/AG01】
■発売日:2022年6月30日(木)
■税込価格:29,700円

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