今年のコンセプトは「MUSIC CONNECTS」、Roland・BOSS 2018年新製品発表会に行ってきました!

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先月末のCES 2018やNAMM 2018で発表されたニューモデルの国内初お披露目となるRoland・BOSS 2018年新製品発表会のレポートをお届けします!



会場は、デモ演奏や製品説明が行われるステージと新製品実機に触れることができるホールの2つに分かれており、ホール側にはさまざまなアーティストのライブ機材やショーケースに入ったサイン入りBOSSエフェクターなども展示されていました。



NAMM2018のダイジェストビデオが流れた後、ワイヤレスシステム内蔵の小型アンプ・KATANA-AIRの紹介で発表会は幕開け。

 
KATANA-AIR



KATANAシリーズの上位機種と同様の5種類のアンプタイプが選択でき、サイズからは想像も出来ない本格的なサウンドが飛び出すKATANA-AIR。

専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」をインストールしたスマートフォンをBluetooth接続すれば、離れた位置からアンプの音色をエディットしたり、スマホに保存されている音楽を再生したりすることもできます。



ホールでワイヤレスの到達距離を試してみたところ、約10m程度離れても問題はなく、レイテンシーもまったく感じないレベルで演奏を楽しめました。

自宅での気軽な演奏やストリートライブでの使用だけでなく、REC OUT端子からDIに接続してライブハウスや文化祭のステージなどでも使えそうな可能性を秘めた注目の小型ワイヤレスアンプです。

 

KATANA-AIRの紹介の後は、本田毅さん(PERSONZ)によるKATANA-Artistのデモ演奏がスタート。



本田さんのコメントによると「スピーカーのレスポンスが速く、引き締まったサウンドが得られる。シンプルな操作で使える内蔵エフェクトも充実していて、レコーディングからライブまで一台でいけそう」とのことでした。



KATANA Artist専用のG12Wスピーカーは耐入力100Wの大容量。
BOSSによる自社開発で、Celestion Greenbackのサウンドを狙って開発が進められたそうですが、低容量スピーカーにムリをさせた際に生まれるスピーカーサチュレーションを再現しながらも音が詰まることがない抜けの良さと立体感が印象的でした。

スピーカーのダンピング特性を3段階で切り替える「CABINET RESONANCE」スイッチも効果が分かりやすく、細かなニュアンスも逃さない反応力と追従性が魅力のコンボアンプです。



続いて今回の新製品発表会の目玉と言っても過言ではないGT-1000のデモ演奏。
GT-1000



エフェクティブなギターサウンドの代表的存在である本田さんらしい、多彩な空間系エフェクターにアーミングを絡めたトリッキーなプレイでGT-1000のポテンシャルを存分に聴かせてくれました。

現在市販されているデジタルエフェクターの中でも最高クラスのスペックを誇るGT-1000ですが、パッチ切り替え時の反応の速さは圧倒的。
また筐体自体も小型かつ軽量で、持ち運びの利便性の高さも含めて、非常に現場向き、実用主義的なマルチエフェクターと言えそうです。



短時間ながら実機に触れてみたところ、サウンドはとにかくハイファイでクリアという印象でした。

ディレイは最大5基、エフェクトはFX1,2,3のスロットに任意のエフェクターを設定でき、最大3つのディバイダーを配置することで自由にルーティングを組み上げられるセッティングの対応力の高さはさすが最新機種といったところ。

AIRD仕様のアンプモデルはADVANCEDモデルが9種、Classicモデルが7種の計16モデル、と一見しただけでは少なく感じてしまいそうですが、各モデルごとに3段階のゲインステージが用意されているので、実質48種のアンプから好みのサウンドを選択可能。
2台のアンプモデルを並列にルーティングしてそのトーンをミックスすれば、モデル数以上に音作りの幅は広がります。

音作りに関しては本体のボタンとツマミの操作だけでなく、Bluetooth機能と専用アプリを使って手元のデバイスからさまざまな要素を視認しながら行うことができ、複雑なルーティングや外部ペダルとの連携、アサインなども悩まず進められるのも嬉しいポイントです。

 

発表会のラストはもうひとつの目玉であるTM-6 PROとRT-MicSのデモ演奏。
奏者はフュージョンバンド・TRIXの超絶ドラマー・熊谷徳明さん。
TM-6 PRO & RT-MicS



熊谷さんはパッドのひとつにパッチセレクトの機能を割り当てており、曲の展開に合わせて自然な形でサウンドを切り替えてプレイしていました。

熊谷さんはTM-6 PROと接続するキックトリガー・KT-10の演奏性の高さや、トリガーパッド・PD-128S-BCをサブスネアとして設定し、生のスネアとの対比をつけてサウンドの幅を出す、という実践的な面も含めてコメント。

現代の音楽シーンには欠かせないサンプリングサウンドをパフォーマンスの流れや演奏性をスポイルせずシステムに組み込むことができ、リズム楽器の枠を超えた演奏が楽しめるTM-6 PRO。

ドラマーならずともチェックしてほしいユニークな製品です。



音源モジュール部分には最大12個のパッドやドラムトリガーを接続することが可能。
プリセット500種類のワンショットサンプル音色が予め収録されており、V-Drums音色も268種類を内蔵。
多彩な音色を組み合わせたドラムキットは80種類が用意されています。



iPad Miniと並べて大きさを比較。持ち運びも苦にならない(であろう)サイズ...です。

また、RT-MicSはスネアやタムなどのリム部分に装着してケーブルを接続、あと音色を選んで叩くだけ、というシンプルなセッティングで生のドラムセットに電子音を加えた音での演奏を楽しめるトリガーマイク。

スネアやハンドクラップ、パーカッションなど8種類の音色がプリロードされており、プリロード音色をそのまま使うことも、自前のWAVサンプルに差し替えて使うことも可能です。



ほかにもハンディレコーダー・R-07デジタルグランドピアノ・GP609などが展示され、この春の発売が一段と楽しみになる新製品発表会でした。

気になる製品がございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います!

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