モジュラーシンセの祭典|Tokyo Festival of modular 2016@Red Bull Studios Tokyo
2016年6月11日(土)と12日(日) 2日間の日程で、今年も「Tokyo Festival of modular」が開催されています。
▲Red Bull Studios Tokyoの入り口です。5階で開催されています。
「TOKYO FESTIVAL of MODULAR」は、モジュラーシンセサイザーの見本市。日本のモジュラーシンセメーカーはもちろん、世界各国からも多数のメーカーが参加。デモ展示で実機に触れらるだけでなく、開発者と直接会話したり、ユーザー同士でコミュニケーションとったり、モジュラーシンセ界の一大イベントになっています。
メイン会場を六本木からここ渋谷 Red Bull Studios Tokyo に移し開催となる「Tokyo Festival of modular」も今年で4回目。
昨年同様、ヨーロッパやアメリカのガレージメーカーから国内の大手メーカーや代理店が集い、盛り上がりを見せています。
▲Buchla Electronic Musical Instruments (BEMI)の「Music Easel」。
▲ラトビアのメーカーErica Synths。BLACKシリーズ、Matrix Mixerほか。
▲カナダのメーカー Kilpatrick Audio の6パートシーケンサー「CARBON」。ゲームのような画面が印象的です。
▲メディアインテグレーションが取扱いを開始した大阪のメーカーREON「DriftBox」。パーツを取り付けて特別ケースに収納しています。
▲REON「DriftBox」の特別ピンク仕様。シンセ女子のRisaさんモデルですが、今後製品化に向けて動いているとのこと。
▲MI7 JAPANが取扱い開始した「Softube」から、モジュラーのソフトシンセがリリースされる予定で、こちら超要注目です。
▲Rolandブース。SYSTEM-500シリーズが試せます。
▲KORGブース。MOTHER-32やminilogueが試せます。
▲発売が待ち遠しい新製品 Arturia「MatrixBrute」は、残念ながら間に合いませんでした…。
Roland/A-01、Arturia/BEATSTEP、KEYSTEPなど、最近のUSB/MIDIコントローラーに CV端子 が搭載されるようになり、そのシーンの高まりを感じさせます。モジュラーシンセ使う音楽がひとつのジャンルとして、広がりや変化を見せているのではないかと思います。
本当にここでしか見れない貴重なモジュラーシンセの数々。表現力の高いアナログサウンドは圧巻ですが、難しいことを抜きにして、直感的に弄ってみるのも楽しいものです。
「Tokyo Festival of modular 」是非足を運んでみてはいかがでしょうか!?
■TOKYO FESTIVAL of MODULAR 2016 公式サイト
【関連記事】
■-TOKYO FESTIVAL of MODULAR 2015-
■ユーロラックサイズの「フルアナログ」モジュール!Roland、SYSTEM-500シリーズを正式発表!
■moog、初のテーブルトップ型セミ・モジュラータイプのシンセ、Mother-32 を発表!
■メディア・インテグレーション、大阪発のモジュラー・シンセサイザー・ブランド「REON」の国内代理店業務を開始!
■Softubeの画期的新製品「Console 1」の発表会に行ってきました!
■「MatrixBrute」「KEYSTEP」を発表!|NAMM2016・ブースレポート – arturia –