アナログシンセサイザー「TORAIZ AS-1」を発表!|NAMM2017・ブースレポート -Pioneer DJ-
NAMM SHOW 2017 の開幕とともにセンセーショナルに発表されたPioneer DJ 新製品「TORAIZ AS-1」。
昨年、 Pioneer DJ がシンセサイザー作りの巨匠 Dave Smith氏とコラボし、スタンドアロンサンプラーの「TORAIZ SP-16」を発表したことが記憶に新しいですが、なんとその第二弾としてアナログシンセサイザーが登場ということで、Pioneer DJブースは大いに活気づいていました。
Dave Smith のシンセサイザーには、伝説的なポリフォニック・アナログ・シンセサイザー 「Prophet-5」を現代に甦らせた「Prophet-6」がありますが、「TORAIZ AS-1」は、この「Prophet-6」をもとに開発されたモノフォニック・アナログ・シンセサイザーです。
「Prophet-6」のアナログ・ディスクリート回路をベースにしており、三角波、鋸(ノコギリ)波、矩形波の連続可変が可能な2基のVCOを搭載し、2基のVCFによって劇的に音が変化します。
NAMM SHOW 会場でのデモの様子をご覧ください。
495種類のプリセット・プログラムと、プログラムごとに独立した 64-STEP SEQUENCER のパターンを内蔵、鍵盤奏者でなくともメロディーを奏でやすいタッチパッド式キーボード搭載とDJパフォーマンスの強力なクリエイティブ・ツールです。
また、会場では有名DJによるパフォーマンスも随時開催。中でも、DJ Qbertによるスクラッチ・プレイには、多くの来場者が熱狂していました。
世界のDJシーンを支えながら、よりクリエイティブな領域にもプロダクトを置き始めたPioneer DJ、どんな製品が飛び出してくるか、今年も目が離せません。
■Pioneer DJからモノフォニック・アナログ・シンセサイザー「TORAIZ AS-1」が発表されました。
■Pioneer、Dave Smithのアナログフィルターを搭載したスタンドアローン型サンプラー「TORAIZ SP-16」を発表!
■Pioneer DJ発のサンプラー、「TORAIZ SP-16」の企画担当者にいろいろ聞いてみた。