36年の時を経て公式復活|moog、「MINIMOOG MODEL D」を発表!

moogから「MINIMOOG MODEL D」が発表されました。

1981年の生産完了以来初となるMoog Music公式生産の「Minimoog Model D」です。

「Minimoog Model D」は、1970年代に登場し、Moogの巨大なモジュラー・シンセサイザー譲りのゴージャスなサウンドと、内部配線による扱いやすさを兼ね備え、世界中のミュージシャンから厚い支持を受けた名器シンセサイザー。様々なアーティストによる新たな音楽ジャンルの形成に貢献してきました。

新たな「Minimoog Model D」は、米ノースカロライナ州アッシュビルのMoogファクトリーでハンドメイドで製作。回路基板は1970年代のオリジナル「Minimoog Model D」と同一のパーツ配置によるスルーホール基板を踏襲しています。

オリジナルのサウンド・エンジン、オーディオ・シグナル・パスを踏襲しつつも、Fatar社製の鍵盤(ベロシティ対応、アフタータッチ対応)や三角波と矩形波を内蔵した専用LFO、そしてオリジナル「Minimoog Model D」以上に分厚く、より深いオーバードライブ・サウンドが得られるミキサー部のオーバーロード機能の改良などの機能拡張も実施されています。

【特徴】
●3系統のビンテージMoogオシレーター
●Moog伝統のレゾナンス付きローパス・ラダー・フィルター
●オリジナルMinimoog Model Dの設計とパーツ配置を踏襲したアナログ回路基板
●音質や音色を決定づける重要なトランジスタを復刻させて使用
●ミルスペック精度の抵抗器を採用
●Precision Linear Systemでマッチング済みJFETをオシレーター回路に採用
●クラシックな熱硬化式ギザ付きピッチ・ホイール、モジュレーション・ホイール
●拡張されたCV端子:アウトプット:ピッチ、アフタータッチ、ベロシティ、ゲート(アフタータッチ、ベロシティ・アウトは専用アッテネーター付き)
●拡張されたモジュレーション機能:三角波/矩形波LFO、フィルター・エンベロープ(モジュレーション・ソースとして使用可能)、外部モジュレーションCVインプット
●オーバーロード改良:ミキサー部の外部オーディオ入力チャンネルのフィードバックを内部接続化(レベルは自動スケーリング)し、オーバードライブがより簡単に
●ツアーなどでの信頼性向上のために回路基板のコネクターを改良
●キーボード:Fatar TP-9(ベロシティ、アフタータッチ付き)
●MIDI端子:IN、OUT、THRU

【moog / MINIMOOG MODEL D】
■発売日:2017年5月14日(日)
■価格 :391,000+税

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