新機軸のモデリングマイク「Townsend Labs L22」とMIDIタッチコントローラー「Touche」の発表会に行ってきました!

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先日都内某所で開催された、ハイクラスモデリングマイク「Townsend Labs Sphere L22」とMIDIタッチコントローラー「Touche」の発表会レポートをお届けします!
Townsend Labs / Sphere L22



「Townsend Labs Sphere L22」はSummit Audio出身のErik Pupp氏とAvid出身のChris Townsendという腕利きエンジニア2人が中心となって生み出されたモデリングマイク。

筐体内部に二つのダイヤフラムを内蔵したデュアルカプセル仕様となっており、マイクの手前側と奥側で鳴っている音をステレオトラックとして収録することができます。

この手法で収録されたステレオトラックのバランスをSphere22プラグインで調整していくことで、録音後にマイクタイプ、指向性、倍音、近接効果、音源ソースへの距離や向きを細密に修正できる、というのがポイント。



EQやフィルターを用いてサウンドキャラクターを模倣する既存のマイクモデリングの手法を独自の視点で進化させ「マイキングそのものを可変する」という領域でサウンドのコントロール性を追求しています。

またマイクを90度回転させ、音源に対してマイクの側面を向けることにより、一般的な左右方向のステレオ録音も可能。

Sphere L22本体の特性は非常にフラットに仕上げられていますが、いわゆる無味乾燥で退屈な音ではなく「これほどまでに音源を正直に写し取るマイクはあっただろうか」と思わせられるほど。
むしろ世間一般で名機と呼ばれているマイクがいかにキャラクターの強いモノであるか、というような感じがしてしまうくらい魅力的な素直さを有した音になっていました。

気になるマイクモデリングのバリエーションは「LD-47、LD-49、LD-67、LD-87、LD-12、LD-251、LD-800、SD-451、RB-4038、DN-57、Sphere Linear」の11パターンが用意されており、フロント、バックでそれぞれ異なるマイクモデリングを割り当てることができるので、ハイエンドなマイク一本分の価格で10倍以上の自由度が得られるコストパフォーマンスの高さは多様なリクエストに応えるプロフェッショナルのみならず、より良いサウンドを求めるアマチュアユーザーの方にとっても嬉しいところかと思います!

 

 
Expressive E / Touche


「Expressive E / Touche」はフランス語で「触れる」という意味の「Touche」の名の通り、触感をフルに生かした新感覚のMIDIタッチコントローラー。
上下左右の各4chにMIDI CCメッセージやCV情報を割り当てることができ、オーバル型の木製トップ部分を叩いたり、擦ったり、押し込んでみたり、と3次元的なアクションでコントロールできます。



従来のタッチコントローラーは反力を生む部分にバネを内蔵したものが主流でしたが、Toucheではなんと特製のシリコンを使用。
このシリコンの恩恵により、これまでにない滑らかな触感と反力を生かした有機的なサウンド変化が楽しめます。



また、内部のフェーダーでトルクを調整することで、反力を抑えたタイトなレスポンスに調整することもできます。



専用デザインのVST/AUプラグイン・Lie (リエ)も付属しており、UVI Workstationとのリンクで生み出されるサウンドはコントローラーのオマケというレベルを遥かに超えた本格的な仕上がり。



MIDI CCメッセージやCV対応の既存のハードウェアシンセとの組み合わせを考慮し、さまざまな機器に合わせたテンプレートプリセットが用意されているので「繋いで選べばすぐ使える」という利便性の高さもポイントです。
Lie (リエ)のWindows版が公開されていない現状ではありますが、その辺りは今後のソフトウェアアップデートに期待!といった感じですね。

Townsend Labs Sphere L22とTouche、いずれも先進技術と独創的な発想のケミストリーから生み出されたユニークな製品たちでした。
どちらの製品も国内初回入荷分は極めて少ない為、ご興味を持たれた方はぜひご予約を!

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