「シンセフェスタ2021」に行ってみた

一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ(JSPA)主催の「シンセフェスタ2021」が、12月11日に開催されました。

代表理事の氏家克典さんは、楽器店のデモイベントでもおなじみの「シンセ・マエストロ」ですね。

会場は、東京・銀座のエンタテイメントスペース「PLUSTOKYO」。

音楽を軸としながら多様なアート要素を詰め込んだ空間で、とにかくおしゃれ。

感染症対策のため、入場者数は最少限に抑えられ、来場者は比較的ゆったりとした空間で展示されたシンセサイザーの演奏を楽しんでいました。


▲YAMAHA「MONTAGE」のシルバーモデル(非売)



▲Roland「JD-08」と「JX-08」。入手困難な人気の新製品で多くの試奏が入っていました。


▲Arturia「POLYBRUTE」。V2.0が公開されデュオフォニックアフタータッチやコードモードの新機能を装備し、さらに注目度の増すアナログポリシンセです。

ゲストには、小室哲哉さんも登場。

現在使用中の機材についてコメント。

YAMAHAのシンセサイザー「MONTAGE」は、膨大なメモリ容量でありながら音色の切り替え時に音切れが起こらない特徴や、YAMAHAのステージピアノ「CP88」は、そのレトロなデザインを「ノスタルジック」と評価。

moog「Moog One」は、「オーケストラでいう第一バイオリン」とお気に入りの位置付けのようです。

プロデュースを行ったシンセサイザー「EOS」シリーズでは、生産工場まで出向いたというエピソードも。

また、過去のアグレッシブなパフォーマンス振り返り、「ライブで(演出として)壊していたKX-5(ショルダーキーボード)は、当時YAMAHAから40台くらい買ったりしていた 笑」と、ファンにとって名シーンの裏側を垣間見られるトークショーとなっていました。


▲歴代の「EOS」シリーズの展示コーナー。フォトスポットになっており大盛況。

とうわけで、改めてシンセサイザーの魅力に触れられるイベントでした。

イシバシ楽器では、最新のシンセサイザーだけでなく、今では滅多に手に入らないような中古シンセサイザーも豊富に取り揃えておりますので、是非、店頭やウェブサイトを覗いてみてくださいね。

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