【特集】バイオリン奏者 門脇大輔さんによるNeumannのクリップマイクMCMレビュー

Neumannがリリースしたクリップマイク、MCM(Miniature Clip Mic System)。Neumannを好むミュージシャンやライブエンジニアを中心に導入が広がっています。販売元のゼンハイザージャパンYouTubeチャンネルに、J-POPのレコーディングやライブで活躍するバイオリン奏者、門脇大輔さんの導入インタビューが掲載されました。

この記事では門脇大輔さんの導入インタビューにあわせて、バイオリン奏者向けにNeumannのクリップマイクMCMを紹介していきます。

バイオリンにはMCM 114 SET HIGH STRINGSセットが最適

MCM(Miniature Clip Mic System)は、「システム」という名前が示す通り、マイクを中心としたアタッチメントやケーブルのラインナップの総称です。プロ向けなので各パーツをバラバラに購入することができますが、演奏者が購入する場合は必要なアイテムがセットになっているMCM 114 SETシリーズがおすすめです。

サックス用、ドラム用、アコギ用など様々なMCM 114 SETがありますが、バイオリンに向いているのはMCM 114 SET HIGH STRINGS(ハイストリングス)というセットです。XLRキャノン出力なので、レコーディング機器やPA機器には問題なく接続することができます。

もし壊れてしまった場合はパーツごとに購入、交換することで使い続けることができます。断線の可能性が心配なケーブルについても、個別に購入することができます。また、ケーブルを変更することでワイヤレスシステムに接続することも可能です。

小型ながらもNeumannサウンドを出力するKK 14マイクカプセル

MCMの最重要パーツであるマイクカプセルは、KK 14と呼ばれる単一指向性のエレクトレットコンデンサーマイクが採用されています。有名なU 87 Ai等のラージダイヤフラムコンデンサーマイクとは異なり、小型化に対応できるエレクトレットコンデンサー型となっています。

しかし実際に使ってみると、豊かなミッドレンジを持つNeumannサウンドを聞くことができます。クリップマイクでは軽い音、薄い音になりがちですが、バイオリンのふくよかな中域を余すことなく捉えてくれます。

MCMは15cmの超近接使用(クローズドマイキング)が想定されたマイクであるため、大音量にも強い設計。なんと大型マイクをもしのぐ耐音圧153dB SPLを誇ります。これはドラムを至近距離で捉えても耐えられる数値。したがって、バイオリン用途では余裕の設計であり、気兼ねなく超至近距離にマイクをセッティングすることが可能です。

Neumann MCMはクローズとマイキングによって、ライブステージでもNeumannサウンドを得ることができる設計なのです。

激しいパフォーマンスでも落ちない安心のバイオリン専用MC 1クリップ

クリップマイクにおいては、マイクを装着するためのクリップの構造も非常に重要な要素です。

MCM 114 SET HIGH STRINGSで採用されているMC 1クリップは、バイオリン専用設計。よくある洗濯バサミのようなクリップ構造ではなく、バイオリンを上下から並行に挟み込む構造になっています。加えて上側のクリップ部はボディの傾斜に対応して動くようになっているため、ボディの好きな場所を選んで演奏の邪魔にならないようにマイクを取り付けることができます。

グースネックの取り付け位置も自由なので、マイクとボディの距離もほしいサウンドにあわせて自由に調整することができます。グースネックの取付部も45度ごとにロックするようになっています。

門脇大輔さんのセッティングでは、ボディにかなり近い位置にセッティングされていました。詳しくは動画で確認することができます。

バイオリンに使用できるクリップマイクは様々なモデルが発売されていますが、NeumannのMCMは2023年現在で最も新しいモデルです。ゆえによく研究されており、現在のところ決定版といって良さそうです。

ライブだけでなくレコーディングでも使用できますので、ライブが少ない人にもピッタリ。プロも愛用するNeumannマイクをご自身のバイオリン活動に取り入れてみてはいかがでしょうか。

■商品ページ:Neumann MCM 114 SET HIGH STRINGS(ハイストリングス)

おすすめ