大定番シンセ Roland / JUNO-Diの後継機種がついに発表!その名も「JUNO-DS」!
バンド演奏に最適でエントリーシンセとしても大定番のRoland JUNO-Di。
▲JUNO-Di
今もなお人気のシンセですが、発売は2009年にさかのぼります。長く「定番シンセ」として親しまれた「JUNO-Di」ですが、ついに後継機種(新モデル)がついに発表されました!
\その名も「JUNO-DS」!/
これまで良かった部分はそのままに、さらに拡張されたその機能を順番に見ていきましょう。
「JUNO-DS」は、JUNO-Diの「高音質」「軽量」「簡単操作」の基本コンセプトを受け継ぎ、音色・各機能を強化した新モデルです。約200の新規プリセットに加え、JUNO-Diに入っていた音色もごっそり1000音色移植されております。音色データに互換性があり、オリジナルで作成した音色があるJUNO-Diユーザーからの買い替えもおすすめです。「軽音部にJUNO-Diがあって、で先輩が作った音色を受け継いでいる」そんな場合も問題ありません。
新規の音色でローランドが最もこだわったのは、バンドで最も多用する「ピアノ音色」。
開発スタッフで、歴代の約20機種のローランドシンセのピアノ音色の中から、「ソロで弾いたとき」「バンドで演奏した時」にブラインドテストで「最も良いと思う音色」を選び出し、チューニングを施した上で、収録したのだそうです!
表現力が増し、上位機種に迫るリッチな音色に仕上がっています。
新規の約200音色+JUNO-Diの1000音色に加え、ローランドのシンセ音色ダウンロードサイト「Axial」から、拡張音色を1タイトルを読み込み可能。ご自身の演奏ジャンルに合わせた音色群を多数「JUNO-DS」に追加できるようになっています。
音作りやライブや演奏において使用頻度が高い機能は、パネル上の本体左側に集められています。
基本的な音作りのノブに加え、オクターブの切り替えやトランスポーズ(移調)も操作しやすい場所に配置。
また、JUNO-Diにはなかった「スライダー」が4本搭載されております。音色を重ねる「デュアル」、鍵盤上で音色を分割する「スプリット」において、それぞれの音量レベルがすぐに調整可能となっており、重宝します。
▲デュアル画面。より見やすくなりました。(楽しく触っているうちに画面汚してしまいました)
▲スプリット画面。より見やすくなりました。(楽しく触っているうちに画面汚してしまいました)
また以前より搭載されていた機能ですが、「KEY TOUCH」の機能へダイレクトにアクセスできるようになりました。
電子ピアノのように、弾く強さによって音色が変化する「具合」を調整できる機能です。打鍵の強さや演奏のクセは人それぞれ。調整してみると、より良い演奏になると思います!
「JUNO-DS」には、弾き語りにも最適なリバーブやディレイなどボーカルエフェクトを豊富に搭載。さらに最新機種「JD-Xi」同等のボコーダー機能も搭載。最近すっかり流行のオート・チューン風のエフェクトやロボットボイスも出すことができます。
8つのフレーズ・パッドでUSBメモリーに保存されているオーディオ・サンプルや、音楽ファイルの再生が可能。効果音の再生や、PCで作成したバックトラックの再生にも最適です。
USBメモリーの音声ファイルを鍵盤にアサインし、音階をつけて演奏することもできます。
サンプラーのように扱い、即興性のあるパフォーマンスをすることが可能です。
またパッドは全13通りのカラー・タイプから選択してカスタマイズが可能。
▲エントリーモデルとは思えるほどの豊富なカラーが設定が可能。演奏の音量に合わせて光らせることもできます。
重量16.2kg。RD-300NX,FA-08などでも使用されている「アイボリー・フィールG鍵盤/エスケープメント付」となります。
▲前モデル同様、電池駆動可能。充電式電池8本で約5時間駆動可能。(61鍵は底面に電池を収納可能)
▲リアパネルのブルーのラインもこれまでのローランドに無い印象的なデザイン。
これからシンセサイザーを始める方だけでなく、すでにJUNO-DiやKROSS-61、MX-61といった、軽量・コンパクトなシンセをお使いの方にも、グレードアップとして提案できる進化を遂げたニューモデルの登場です!バンド演奏がもっと楽しくなるはず!
【Roland / JUNO-DS】
■発売時期:2015年10月24日(土)
■価格:
61鍵:73,000+税
88鍵:120,000+税
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