InterBEE 2016に行ってきました。【Part:2】
InterBEE 2016に行ってきました。【Part:1】からの続きになります。
・音響特機
Mackie iOSと連動させる32チャンネルデジタルミキサーMackie AXISを展示。
ワイヤレスで直感的な操作が可能な超コンパクトオールインワンデジタルミキサーPro DXシリーズとBluetooth搭載のデスクトップモニタースピーカーCRシリーズ、バッテリーでもAC電源でもどちらでも駆動が可能なFREE PLAY、モニタースピーカー「XRシリーズ」と新製品が多数展示されています。
・メディアインテグレーション
メディアインテグレーションのブースはカラフルな作りでセンターにはDiGiGrid製品のテーブルで音をチェック出来ます。
ちょうどブースではProToolsとDiGiGrid Dを使ったデモンストレーションが行われていました。
・inMusic
inMusicブースではMarantzのマイク、リフレクションフィルターが初公開されていました。
その横にはDAWレコーディング/スマホアプリ用USBコンデンサーマイクが展示されていました。
marantzは他にも大口径ダイヤフラムコンデンサーマイクとマイク用のアタッチメントも展示。
先日発売になったデスクトップ・パワード・スピーカーStudio Scope 3も展示。
・TASCAM
沢山の業務機材の中、TASCAMブースで好評発売中の家庭用放送機器 ニコニコ動画とコラボしたインターフェイスを発見。
先日新ソフトウェア「Version1.2」も公開になっています。
・Antelope Audio
新製品のZEN TOUR オーディオインターフェイスのデモを神バンドで活躍中の藤岡幹大さんがやれらていました。
4マイクプリ・4ライン入力、8アナログ出力の優れモノでFPGAエフェクトによるヴィンテージアンプサウンドが心地良く、実機を実際にバラしてデータを集めてプログラムされているそうです。
・EVI Audio
先日モデルチェンジをしたElectro Voiceのマイクがチェックできるようになっています。
横に見えているミキサーに立ち上げ、ヘッドフォンで聴き比べが出来ます。
・YAMAHA
3UサイズのTF-RACKを発表。
40のインプットチャンネル(32モノラル+2ステレオ+2リターン)も持ち、専用アプリケーションとして「TF StageMix」 「MonitorMix」「TF Editor」の3つが用意されており、外部アプリケーションを使ったワイヤレスミキシングやパーソナルモニターミキシング、オフラインでの事前準備を行うことが可能になっています。
STAGEPASS用の専用カバーも発売。これで保管や持ち出しもしやすくなりますね。
・HIBINO
多くの新製品を展示している中にAKGの新しいヘッドフォンを見つけました。
最上位モデルのK872と近日発売予定のK92です。
・Mix Wave
こちらのブースにはapiの代表機種オールディスクリート・アナログコンソール1608と小型のレコーディング/ミキシングコンソールTHE BOXを2機種を展示。
apiの他にも同社が扱うアウトボード系もラックにまとめて展示されています。
他にも定番のTUBE DI A designのREDDIも展示。その横には新発売のapi コンプ&EQ搭載のペダル型プリアンプTranZformerも展示されていました。apiのサウンドをコンパクトにまとめたプリアンプという事なので、かなり質の高いサウンドが期待できそうです。コンプも内臓しているのでスタジオワークなどの際には1台あると非常に便利そうですね。
さらにロシア製のハンドメイド・マイク「Soyuz」も展示中。名前の通りどこか衛星を意識したようなデザインになっています。
サウンドはかなりヴィンテージを意識して作られているそうです。
・ベステックオーディオ
168同時入力、99バス、96kHz サンプリング・レートを誇るMIDAS PRO Xがブースの入り口で迎えてくれました。
その奥にはwhirlwindのダイレクトボックスやスプリッターなどを展示。
もっと細かくブースを回りたかったのですが、会場内に「蛍の光が」・・・・・
駆け足でレポートしましたが、会場内の雰囲気などが伝われば幸いです。
~おまけ~
イベントホールでは音響各社参加によるSRスピーカーの体験デモンストレーションが行われていました。
会場内に各社のスピーカーを設置して、そのスピーカーの音を聴くというイベントで会場内はかなりの大音量です。