Roland 新製品発表会で実機をさわってきた!
「The Future. Redefined.」のタイトルでRolandウェブサイトにて続々リリースされている新製品の発表会に行ってきました!
実際に触れてみた感想をレポートしていきます。
今回の一番の注目はやはりコレではないでしょうか。
聴けば聴くほどTR-808サウンド。しっかり再現してくれています。
世界中の多くの楽曲の中で使われているので、楽器に触れたことがなくても「あの曲に入っている音だ!」とニヤッとしてしまうこと間違いナシ。
本体のサイズが小さいのでノブも小さくなっていますが、そこは慣れ次第ではありますが、START/STOPボタンが大きいのでライブでの使用に関しては問題なさそうです。
Boutiqueシリーズはサウンドだけでなく操作感も踏襲している部分が多いので、使い方も新鮮に感じてしまいます!
▲別売キーボード「K-25m」を装着しています。
こちらも待ち望まれていたアイテムですね。
オリジナルのSH-101はモノフォニックでしたが、Boutiqueでは4音ポリフォニックに進化しています。
音作りのバリエーションが広がりますね!
SH-01Aはフェーダーが多く、ノブが多いBoutiqueに比べると指を上下に動かすだけなので操作しやすく感じました。
ステップシーケンサー、アルペジエーターを鳴らしながらフェーダーを動かしていくだけで、心地よい音の動きを楽しめます!
▲別売キーボード「K-25m」を装着しています。
ついにデジタルの領域に踏み込んだBoutique。
AIRA、BoutiqueシリーズではACB (Analog Circuit Behavior)でしたが、元がデジタルシンセのなのでDCB (Digital Circuit Behavior)というテクノロジーとなります。
D-50をモデルとしたこの機種は、デジタルシンセ初期のサウンドとして独特の雰囲気を持っています。
これまでアナログシンセは多くのブランドからクローン・モデリングシンセがリリースされていましたが、デジタルシンセのクローンは非常に革新的ともいえます。
最近のPCM音源は技術が進化して生音に限りなく近いので、D-05を音源として持っていれば作曲時のサウンドバリエーションが間違いなく広がります。
ボタンは小さいですが非常に使いやすい配列なので、こちらも操作感としては問題ありませんでした。
今回リリースのBoutiqueの中ではD-05が個人的に気になっていたのですが、このD-50独特のサウンドと、このシンセの象徴ともいえるジョイスティックだけでも十分満足できる仕上がりでした。
▲V-Combo VR-09-B
▲V-Combo VR-730
VR-09-Bはポータビリティを重視したステージキーボードとして好評だったVR-09の後継機種。
デザイン、システム共に細かいアップデートがなされ、より使い勝手がよくなっています。
JUNO-DSのように多くの楽器の音色は要らないけど、鍵盤楽器の音色が充実していてサウンドエディットのしやすさを求めるなら間違いなくVRをオススメできます!
VR-730は、VRシリーズに久々の76鍵盤が復活!・・・と思いきや73鍵盤仕様です。
セミウェイテッド・ウォーターフォール鍵盤を採用しているので、鍵盤の程よい重さが弾いた感触をしっかり受け止められます。
そのため隣の鍵盤と一緒に打鍵してしまうミスが起こることがなく、ガシガシ引き倒したいプレーヤーにオススメです。
今回発表された新商品は後日予約を開始いたしますので、お楽しみに!