ボカロキーボード「VKB-100」でワイヤレス演奏を満喫!Bluetooth MIDIフル活用法!Part1
12月8日の発売から大好評のボーカロイドキーボード「VKB-100」。
今回はVKB-100に搭載されたBluetooth MIDI機能を使って、iPhone/iPadなどのシンセ/DAWアプリなどの音色を鳴らす方法についてご紹介していきたいと思います!
App Storeから専用コントロールアプリ「VOCALOID Keyboard」をダウンロードしておきます。
アプリ自体のサイズは30MB程度です。
VKB-100本体とiPhone/iPadをペアリングし、VKB-100の設定をアプリ側で操作します。
ペアリング操作はかんたんで、VKB-100本体のBluetoothボタンを押し、アプリのメニューから「キーボードとの接続」とタップ。
Bluetooth MIDI Deviceの項目にVKB-100の名前(※写真内ではHigashi2)が表示されますので、VKB-100の名前をタップし「Connected」と表示されればペアリング完了です。
ペアリングが完了したら、アプリのメニュー画面から「全体設定」を選択し、VKB-100のMIDIキーボード機能を設定していきます。
「MIDIキーボード」のボタンをタップし、MIDIキーボード機能をONにします。
この時「キーボードのスピーカー出力」の機能がONになっていても、VKB-100本体のスピーカーからは音が出なくなりますが、故障ではありませんのでご心配なく。
iPhone/iPad側でお好みのシンセアプリを立ち上げて、VKB-100からのMIDI入力を受け付けるように設定します。
今回はYAMAHAからリリースされているFMシンセアプリ「FM Essential」と100種類以上のサウンドが楽しめるYAMAHA Synthbook内の「AN2015」、SteinbergのiPad用DAWアプリ「Cubasis LE2」の3アプリを例にとってご紹介します。
・FM Essential
右上の歯車アイコン「Setting」メニューから「Bluetooth MIDI Device」をタップします。
ペアリングが成立していれば、写真のように「接続済み」と表示されますので、あとはアプリ側で好きな音色を選択して心ゆくまで弾きまくるだけです。
・YAMAHA Synthbook「AN2015」
まず「YAMAHA Synthbook」アプリを立ち上げて、AN2015を起動します。
右上の歯車アイコン「Setting」メニューから「Bluetooth MIDI Device」をタップします。
ペアリングが成立していれば、写真のように「接続済み」と表示されますので、あとはアプリ側で好きな音色を選択して心ゆくまで弾きまくるだけです。
・Cubasis LE2
画面右上の「SETUP」アイコンをタップし、MIDIの項目を選択。
MIDI Over Bluetoothの項目では「Host」を選びます。
ペアリングが成立していれば、写真のように「Connected」と表示されますので、あとはアプリ側で好きな音色を選択して心ゆくまで弾きまくるだけです。
スタジオやライブで使用する場合には、iPad/iPhoneの出力端子にステレオ-PHONEケーブルを挿し、LRの出力それぞれをミキサーまたはDIに挿してあげればセッティング完了。
今回試してみたアプリの中でもYAMAHA Synthbook内の「AN2015」は128種もの作り込まれたプリセットが無料で使えますので、ぜひVKB-100と組み合わせてワイヤレス演奏を楽しんでいただければと思います!
なお、VKB-100のバッテリー駆動時の動作時間はアルカリ電池使用時で7時間程度となっておりますので、特にライブ演奏の際などにはバッテリーチェックもお忘れなく!