形はCDJ、中身はサンプラー|Pioneer「DJS-1000」を発表!
Pioneer DJよりスタンドアローン型DJ向けサンプラー「DJS-1000」が発表されました。
DJS-1000はDJがステージ上でDJ機器をはじめとした様々な楽器と組み合わせて快適にDJ/ライブパフォーマンスを行える新しい楽器として作られました。
基本操作はTORAIZ SP-16を踏襲しながら、普段CDJなどでプレイするDJプレイヤーがスムーズにDJセットの中に導入できるようなユーザーインターフェースになっています。
▲ディスプレイサイズはTORAIZ SP-16と同サイズ、その下のノブもSP-16同様に配置。
▲トラックメニュー画面。トラック単位での細かなエディットが可能。
▲波形編集画面。スタート/エンドポイントやスライスの設定が行えます。
▲エフェクト選択画面。種類を選べば画像左下のFXノブとボタンで直観的な操作ができます。
▲SYNC画面。MIDIだけでなくDIN SYNCにも対応。
▲タッチストリップ。ピッチシフト、ノートリピートの他、カスタマイズも可能。
サンプラーなので、もちろんサンプリングができます。「LIVE SAMPLING」機能はサンプリングした音を自動的にシーケンスと同期してループし、リミックスパフォーマンスに使用できます。
大きなポイントはTRAIZ SP-16のプロジェクトファイルを読み込めるということです。
SP-16で制作したトラックを、ライブ時にDJS-1000でパフォーマンスも可能です。
形状がCDJと同様になっただけでなく、機能面でもCDJとの融合がなされています。
TEMPO SLIDERはもちろんCDJと同じ感覚で、NUDGEボタンは押している間だけBPMを少し早く、または遅くできる微調整ボタンになっており、マニュアルでBPMを合わせていく作業も違和感なく行えます。
【その他特徴】
・音源やプロジェクトの管理に便利なUSBストレージデバイス対応
・購入してすぐに演奏を始められる2500個以上のサンプル音源 (Loopmasters 社製) を内蔵
・PC/Macでプロジェクト、SCENEの作成を簡単に行える「DJS-TSP PROJECT CREATOR」に対応
【Pioneer / DJS-1000】
■発売日:2017年11月中旬
■価格 :129,444円+税