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私の愛して止まない名器【特別編 VOL.4】KORG PS-3100

公開済み · 更新済み

いつもDTMersをご覧いただきましてありがとうございます。U-BOX MEGAストアのVINTAGE SYNTH担当、冨山（とみやま）でございます。

本日の私の愛して止まない名器は、再び【特別編】！！！！数えてみたら特別編も4回目デス！！

そう、、市場に出ることがほとんど無いはずの名器の中の名器を紹介する【特別編】、今回も、ここ御茶ノ水にカタログや雑誌でしか見たことのなかったあの名器が入荷してきたのであります。

今回入荷してまいりました名器は、こちら！



KORG PS-3100！！！

PS-3100は1VCOの全鍵ポリフォニック・アナログシンセサイザーです。

全鍵ポリ？そう、1977年に発売されたKORG PSシリーズ、鍵盤ひとつひとつにそれぞれシンセサイザーを接続した完全ポリフォニックという驚異的なスペックのポリシンセ・シリーズなのです。

鍵盤一体型のPS-3100は48鍵の鍵盤ごとにVCO､VCF､VCA､EGを実装した48音ポリ仕様。48音ポリ、つまりは48台分のモノシンセ！という事でまさに桁違いのパワーを秘めた超ハイスペックシンセサイザーなのです。

1VCO (triangle, saw, square waves, plus PWM)にローパスフィルター、2LFO（モジュレーションジェネレーター）、3バンド・レゾネーターとアンサンブル・エフェクターを装備。さらに、パッチングも可能です。

1オクターブ分のチューニングツマミがあっていわゆるマイクロチューニングが可能。平均律ではない純正律などのチューニングが可能です。

シンセと言えばモノフォニックが当たり前の時代、ポリフォニックシンセはミュージシャンにとって憧れの楽器だったのでしょう。ちなみに、KORG PS-3100当時の定価は490,000円。ポリフォニックでこの価格、海外製シンセに比べれば、驚異的なお手ごろな価格だったのだと思われます。

坂本龍一様の「千のナイフ」や初期YMOでも使用されているそうです。APHEX TWINはPS-3100が3台分のPS-3300を3台（！）、所有しているようですが、音を聴けば、その気持ち、よくわかります。

さて、当店に入荷しましたPS-3100、中に回路がたっぷり入っておりますので、本体重量はなんと約50kg！！木製の筐体はさすがに傷が多く、年季が入っております。今回、専門業者様に時間を掛けて修理していただきまして、なんとも良いサウンドを奏でてくれます！

私初めて、PSシリーズの本物の音を聴かせていただきましたが、はっきり言ってしまうとPROPHETやMOOGよりも好きかも！！そんな印象です。PROPHETともMOOGとも違う、それでいてなんとも懐かしい、そしてMONOPOLYやMS-20に通じる伝統のKORGの音！！ウーファーから伝わる低音がたまりません！

さて、肝心のお値段なのですが、、誠に恐れ入りますが今回も、価格表記ASKとさせていただきます。KORG PS-3100、とても貴重なものですので、本当にご興味のある方のみ、こそっとお教えいたします。（状態がわかるよう、画像いっぱいとりました。ページ下の方をご覧くださいませ）

ご興味のある方、お値段のお問い合わせは、

お電話：03-3292-1484、
メール：u-box@ishibashi.co.jp

イシバシ楽器　U-BOXメガストア（旧サウス）の冨山まで、ご連絡くださいませ。

お問い合わせ、ご来店、お待ち致しております。

イシバシ楽器 冨山

232766 B

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