Roland 超高音質オーディオインターフェース「Super UA」発売!
今年の NAMM SHOW で Roland から発表された「Super UA UA-S10」が2015年4月17日より発売開始となります!
▲NAMM SHOW 2015 で発表されたSuper UA UA-S10
Super UAは、昨年発売された「Mobile UA」同様、ローランド新開発のDSP「S1LKi(シルキー)」を用いた超高音質なオーディオインターフェース。
今流行りのハイリゾ音源のコンバーターとしてはもちろんですが、音楽制作用途も意識したつくりになっており、「音質が良いオーディオインターフェースが欲しい」という方にもおすすめの製品です。
◆PCMだけでなくDSDフォーマットにも対応
PCMフォーマットでは、最高で352.8kHz対応、DSDフォーマットでは、最高で5.6448MHに対応。
現状、ここまで高音質な状態で再生できるソフトはあまりなく、SUPER UAでは、再生時に、PCMデータは176kHzに、DSDデータは、2.8MHzにダウンサンプリングして再生されますが、それでも一般的なオーディオインターフェースをはるかに上回るレートですし、製品として持っている最高のサンプリングレートが高い分、変換のやりとりがあってもより高音質な再現が可能といえます。
先日発売された「SONAR」の新シリーズは、DSD2.8MHz に対応しましたし、高いサンプリングレートが扱えるソフトが今後増えてくるかと思われます。
(SONARに、DSDフォーマットの再生機能はありませんが、DSDファイルをPCM変換してミキシングし、DSD方式で書き出す、といったことが可能です)
◆新世代DSP「S1LKi」がもたらす最高水準のサウンド
Super UAの特長として、通常D/Aコンバーター内で行われるサンプリングレートの変換(アップ・サンプリング/ダウン・サンプリング)を、新開発DSPエンジン「S1LKi(シルキー)」で行っている点が挙げられます。
通常コンピューター内の音声は、ドライバーを通って、D/Aコンバーターへ流れていくわけですが、「S1LKi」では、D/Aコンバーターに渡る前に音声をつかまえ、変換を行います。
また、一般的には、D/Aコンバーターでデジタル信号をアナログ信号に変換する際、特定のサンプリングレートに最適化されていることが多いのですが、「S1LKi」では対応しているフォーマット/サンプリングレートに応じた変換を施してくれます、サンプリングレートに応じて最適な変換が行えるため、音楽制作で扱うような48kHzや44.1kHzといったレートでも、実に豊かなサウンドとなっています。
最近では、容量の大きいソフトシンセ(サンプラー)をも増えてきましたし、音源が持っている音質を余すことなく表現するには、かなり頼りになりそうです。
◆デザインにもこだわりが
高級感があり、手触りの良いアルミダイキャスト製ボディ。デスクトップにおいて使用するモデルなので、このあたり大事ですよね。
センターに配置された大きなボリュームノブで快適な音量調整が可能。ノブを押すとミュートになる機能もあります。
◆マイクプリも高品位
出音が良いSuper UA は、入力の際に重要なマイクプリもスタジオ品質のマイクプリアンプを搭載。
これまでのUAシリーズのプリアンプをブラッシュアップしたとのこと。
ブレイクアウトボックスも付属し、レコーディングにもばっちり対応します。
安価なモデルでも音質には定評があるローランドが、さらなるこだわりを発揮して生まれた製品それが「SUPER UA」です!
【Roland/SUPER UA UA-S10】
■価格:75,600円(税込)(※2016年3月11日より48,600円(税込)に値下しました)
■発売日:2015年4月17日(金)