バンド演奏に彩りを・・・同期演奏チャレンジ!~その3

DTM トップページ4 店頭スタッフがご案内! 梅田店:鳴尾
梅田店デジタル担当の鳴尾です。

さて!今回も前回、前々回に引き続き同期演奏導入についてご案内していきましょう!

前々回→バンド演奏に彩りを・・・同期演奏チャレンジ!~その1
前回→バンド演奏に彩りを・・・同期演奏チャレンジ!~その2

前々回はMTRを使った同期演奏導入について、前回はPC/Macを使った同期演奏導入についてご案内しました。

そして今回は!もっともお手軽な方法をまずご紹介しましょう!

スマートフォンやタブレットを使った同期演奏導入


ということで、一番手軽にチャレンジできるのがこちらでしょう!
ただし、この方法で出来るのは流すオケはモノラルになります。
左右の広がり感などは演出できなくなりますが、お手軽にできるので是非お試しください!

オケの作成は今までの手順と変わりませんが、



今回はビートのループとシンセのフレーズを張り付けています。
そしてGrooveAgent SEのカウベルの音でクリックを作成しました。
オケになるループとシンセのフレーズはPANをL側に振り切り、カウベルの音はR側に振り切っています。


この状態で書き出します。


書き出したファイルを見るとL側にオケ、R側にクリックが入っているのが分かると思います。
このファイルをスマートフォンやタブレット、オーディオプレーヤーに転送します。

実際に使用する際にはまずこのようなケーブルを用意しましょう。


片側がミニステレオフォーン、そして片側がフォーン×2になっているケーブルです。
ミニステレオフォーンはスマートフォン側に、そしてフォーンの白がオケの信号がきますのでこちらをPAなどに、フォーンの赤がクリックの信号が流れてきますのでこちらを手元にミキサーやヘッドフォンアンプを用意して繋いであげる形となります。



実際の接続するとこのような感じになります。DIからはPAに信号が行くという形です。
バンドでの練習の際は、練習スタジオのミキサーに繋いであげればオッケーということになります!
クリックも一度ミキサーに繋いであげることで音量を稼ぐこともクリックのパン調整も可能になります。

ドラマーの皆さんなら真ん中で鳴るよりどちらかにクリックが寄っていた方が演奏しやすい、なんてこともあると思います。さらには、前回ご紹介した「自分用モニターマイク」の活用もできますので手元にミキサーをご用意いただくのがおすすめです!
もちろん本番の際にはスマートフォンを「機内モード」にすることをお忘れなく!

とても簡単なこの方法なのですがデメリットもあります。
ケーブルで音声の振り分けを行っているので、「音漏れ」してしまうことがあります。
軽減するためにはスマートフォン/タブレット対応のインターフェイスを用意することである程度解決できますが、どうしても荷物が増えてしまうなど、「気軽さ」には欠けてしまうのでケースバイケースで判断しましょう。

iPadとCUBASIS、UR44の組み合わせで!




iPadとSteinbergのアプリ「CUBASIS」とオーディオインターフェイスUR44を組み合わせれば、PC/Macと同じようにオケとドラマーのモニターを別々に出力が可能となります!
UR44には付属でCubasis LEが付属していますが、iPad と接続することでCubasis LEの機能制限が解除されます!
この機能制限の解除で、最大物理入出力数が2から無制限になりますのでUR44の4つのアウトプットを活用できるようになります。
ACアダプターは必要となりますが、安定した動作も期待できますし、iPadであれば、

QUIK-LOK IPS16などでちょうどいい位置にセッティングもできます。
なにより持ち運びの面など、PC/Macに比べて楽ですし、出先での録音などにももちろん使っていけます!
iPadをお持ちであれば、UR44をゲットすれば上記機能が利用できます!

番外編


今までは予め作られたトラックを流す方法をご紹介しました。同期演奏というのとは少し違いますが、
メンバーパート以外の演奏を出す点ではこちらも活用する価値ありです!

Roland SPD-SX

Roland SPD-SXは自分の好みのサウンドをスティックで演奏できるサンプリング・パッドです。
そして、9つのパッドを装備しております。特筆すべきはこちらのヘッドフォンアウトから、クリックを出す設定が可能です。
クリックのサウンドは内蔵の物だけでなく、お好みのサウンドを追加して指定することも可能です。
パネル面にクリック専用の音量つまみとスタート・ボタンも搭載しているので、直観的な操作が可能です!
クリックに合わせてパッドを叩くことであらかじめ用意したフレーズを演奏することが出来ます。
この方法ですと、その場その場での対応が可能となるので、例えばライブの途中で盛り上がってきたからサビをもう一回演奏するなど、曲のサイズに左右されることなく演奏が可能となります。
もちろんテンポ同期させるフレーズだけでなく、様々なサウンドをトリガーして演奏可能です。

いかがでしたか?同期演奏を加えることでバンドサウンドに厚みや彩りを加える手法が当たり前となっている現在ですが、
参考にして頂きチャレンジいただければ幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

鳴尾 篤彦
梅田店デジタルフロア担当。幼少に始めたピアノを始め、ギター、ドラムも演奏するマルチプレイヤー。DTM、レコーディング、PA関連のノウハウもあり、リハーサルスタジオや飲食店の音響システムのプランニングなども手掛ける。幅広い知識と経験でみなさまの音楽ライフをサポートいたします。

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