【2016年上半期】人気が高かったシンセサイザー TOP5選
気づけばもうすぐ7月。
梅雨明けのような暑さが続く今日この頃ですが、2016年も半分が過ぎたということで、今年上半期の人気が高かったシンセサイザーをまとめてみました!
イシバシ楽器全店舗での売上数や金額、店舗でのお客様のご意見や発売前の予約・問い合わせ状況などを掛け合わせた独自のランキングです。
今年5月に発売されたばかりのYAMAHA新フラッグシップシンセサイザーの「MONTAGE」シリーズが早くもランクイン。音色動画やライブイベントなどでもその魅力をお伝えしてきましたが、なんと言っても30万円を超える高級シンセサイザーでありながら、この人気ですから、製品のポテンシャルの高さが伺えます。
今年のNAMM SHOWで発表&発売されたKORG 4ボイスアナログシンセサイザーの「minilogue」。アナログシンセでプログラマブル。価格も手ごろで人気、依然品薄状態です。
ここ数年のエントリーシンセの定番となっているKORG「KROSSシリーズ」がランクイン。エントリーシンセの中でも軽量であることと、KORGならではビビッドなシンセサウンドが人気です。
Rolnadの資産ともいえる歴代の音色の数々を搭載したFAシリーズ(06/08)が上位に来ました。膨大な音色数でバンド演奏から音楽制作にまで対応。Rolnadシンセを長く使っている方なら、使い慣れた音色をすぐに探せて使えますし、最新サウンドは、「Axial」から無料ダウンロード可能ということもあり、選ばれる理由が満載のシンセサイザーです。
昨秋発売のRoland「Juno-DS」が、下位と圧倒的な差をつけ1位でした!バンド演奏の超定番シンセだった前モデル「Juno-Di」の音色に加え、新しく今風にチューニングし直された約200の音色を搭載。「高音質」「軽量」「簡単操作」という3項目で高い支持を受けています。
2016年上半期は、シンセサイザーそのものに原点回帰しつつも、そのデザインや設計が先進的な「minilogue」や、シンセサイザーの演奏表現を新たな次元へと導く「MONTAGE」の発売がありました。他にも、Dave Smith Instrumentsからオーバーハイムとのコラボシンセ「OB-6」がリリースされたことや、KORGからFM音源の名機を完全再現した「volca FM」の発売があったことも印象的でしたね。
これらの製品が長く愛されると共に下半期も魅力的な新製品に期待したいと思います!
(次の新製品たちは秋頃かなぁ…)
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