HOW TO BE DJ!! ~バトルDJとDVSって?~
どうも!イシバシ御茶ノ水本店のDJ担当今宮です。先日も渋谷でDJをやってきました。DJ担当として、DJならではの視点で記事を書いていこうと考えています。
さて、DJのお仕事といっても色々あります。
クラブなどのパーティでのDJ、ラジオで選曲するDJ(ラジオでおしゃべりしながら選曲するのもDJ、ですね)、バンドやグループなどのバックDJ、大会などで技を競い合うバトルDJ、カフェなどの空間の音をプロデュースする選曲家としてのDJ、曲を作るプロデューサー的DJ。
というわけで、今回はバトルDJについてご紹介いたします。
バトルDJは主にターンテーブルとDJミキサーを使い、ターンテーブルのトリックやスクラッチを魅せるスタイルを競い合うのもので、そのDJスタイルをしているDJは「ターンテーブリスト」と呼ばれます。
ターンテーブルをいかに楽器にするか、、これが無限大の可能性を秘めています。レコードという円盤には通常の曲から、楽器の音、アカペラ、歌のないインストバージョンが入っていたり、とにかく音源の選択肢は無限です。
そんなターンテーブリストのお祭り的イベント、DMC JAPAN FINALがついに開催されますね。
DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2016 FINAL supported by G-SHOCK
@WOMBLIVE
2016.8.27 [Sat] 16:00 START 21:00 CLOSE
当日 3300円 前売り2800円 学割2000円(要学生証提示)*ドリンク代500円別途
前売 : e+, clubberia
ファイナリストもついに決定!!
DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2016 FINALIST:
-SINGLE CATEGORY
DJ YUTO (東北代表)
GRANDMASTER SASAKI (北海道代表)
DJ SYUNSUKE (九州代表)
DJ JIN-TRICK (沖縄代表)
DJ Bahn (中四国代表)
DJ RENA (東海代表)
DJ 松永 (関東代表)
DJ PACHI-YELLOW (関東2位)
DJ NOLLI (関西代表)
DJ SEIGO (関西2位)
-BATTLE CATEGORY
DJ RENA
MURAMATSU
DJ FUMMY
DJ NORIHITO
DJ yusuke
DJ Higa
DJ mamuru
DJ BUNTA
GUEST LINEUP:
DJ Rafik (2007 DMC WORLD CHAMPION) powered by Native Instruments
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION) feat. DJ blu & 宮島塾長 powered by Pioneer DJ
DJ SHOTA (2015 DMC JAPAN CHAMPION)
JUDGE:
DJ KENTARO (2002 DMC WORLD CHAMPION)
DJ Rafik (2007 DMC WORLD CHAMPION)
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION)
DJ HI-C (2014 DMC JAPAN CHAMPION)
DJ YASA (2006.2007 DMC JAPAN CHAMPION)
DJ CO-MA (2006 BATTLE FOR WORLD SUPREMACY)
DJ SHOTA (2015 DMC JAPAN CHAMPION)
HOST MC:DARTHREIDER
今年からバトル部門がついに復活、ということで、どんな技が繰り広げられるか気になるところですが、昔のバトルと大きく違うところとしては、DVSが取り入られていることでしょう。
DVSとは、、
デジタル ヴァイナル システムのことで、PC内の音源を使ったDJプレイ
のことを言います。
今回のDMCのゲストを例にとれば
DJ Rafik (2007 DMC WORLD CHAMPION) powered by Native Instruments
海外からのゲスト、DJ RafikはNATIVE INSTRUMENTS TRAKTOR Z2を使用。
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION) feat. DJ blu & 宮島塾長 powered by Pioneer DJ
日本が誇るターンテーブリスト、DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION) feat. DJ blu & 宮島塾長はPIONEERのDJM-S9を使用予定です。
これらのDJミキサーに共通しているのが、オーディオインターフェイスを内蔵していることですね。TRAKTOR Z2は「TRAKTOR」のインターフェイス、PIONEER DJM-S9は「SERATO DJ」のインターフェイスを内蔵しています。インターフェイスを内蔵しているミキサーを使用すると、USBケーブル1本をパソコンに接続することでDVSのシステムを構築することが可能です。
ヘッドホン、スピーカー、そして、パソコンがあればDVSのシステムが揃います。
DVSを使ったパフォームで大きく変わったところとしては、
・パソコンなどで制作した自分のオリジナル楽曲を、アナログをリリースすることなくすぐ使用できること
・CUEをつけて瞬間的に任意のポイントに飛ばすことができ、それによってクイックなミックスが可能にできる
・レラティブモードを使用することで針が飛ばない
・曲の選択がとにかくスピーディ。タイトルから検索してすぐ曲を探せる
など、思いつく限りであげてみましたが色々とDJのプレイを向上させることとなります。
それでは、スゴすぎるDJたちのパフォーマンスを見てみましょう。
TRAKTOR Z2を使ったDJ CRAZE!!
Pioneer DJ DJM-S9 Official Introduction
DJ JAZZY JEFF、QBERTやDJ KENTARO,DJ SHINTAROまで色々なDJが出ており、DJM-S9の魅力を語っています!
では、DVSで使用される「TRAKTOR」と「SERATO DJ」では、何が違うのか??続きはまた次回!!