ブースにあったもの、それは…|NAMM2017・ブースレポート -moog-
毎年、ユニークなブースで、アナログシンセをいじり倒す人々が絶えないmoogブース。
2015年には、こんなパーテーションを設け、
ブース中で、各シンセをじっくりいじれました。
2016年には、芝生をもうけ、まるでピクニック気分でみんな発振したものです。
そして、今年はどんなコンセプトでくるのかな、あれこれ想像しながらブースに到着してみると…
あれ?何もない…(何かに並んでる)
よく見ると、壁にはこんな記述が。
〝The synthesizer community lost fat too many guiding light in 2016. Let’s celebrate their lives to keep their frequencies resonating & encourage the next generation of sonic pioneers〟
「2016年、シンセサイザーコミュニティは、あまりに多くの指導者を失ってしまった。彼らの周波数の共鳴を維持し、次世代のパイオニアのを励ますために彼らの生涯を称えよう」
といったところでしょうか。
確かに2016年は、キース・エマーソン、ドン・バックラ、富田勲さんなどが他界した年であります。
▲2015年には、イシバシ楽器のインタビューにも応じてくれたキース・エマーソン。
自社の製品展示ではなく、シンセサイザーを愛する皆で偉大な功労者を称えようじゃないかという、今回のmoogブース。
特定のハッシュタグで思いを投稿すると、くじ引きのようなものに参加可能なようでこちらがその景品の様子。
(「mother-32」や「minimoog model D」まである豪華さ!)
結構な確率で組立シンセキット「WERKSTATT-01」が当てっているのを取材中に目撃しました。
開催期間中、「minimoog model D」をゲットする人は現れるのか気になるところです。