今こそ往年のサウンドを|VOX、「Vox Continental」を正式発表!
Vox(KORG)から「Vox Continental」が発表されました。
NAMM SHOWや楽器フェアでも参考出品されていた「Vox Continental」ですが、長い開発期間を経て遂に発売となります。
アンプで有名なVOXですが、1960年代当時には、オルガンの製作も行っており、イギリス、イタリア、アメリカにも拠点があったようです。今回のサウンドモデルとなっているのは、イギリスの2段式鍵盤の「Vox Super Continental」。伝統のサウンドと当時の操作性も盛り込みながら、ピアノ、エレピ、シンセ音色までも搭載する現代のライブキーボードに仕上がっています。
オルガン音源は、「Vox Super Continental」を元にした「VOX」、KORGコンボオルガンの「CX3」、「Farfisa」(ファルフィッサ)の3種類を搭載。年代、ジャンルに応じたサウンドは、パネル上のボタンとタッチセンサーのドローバーによるシンプルな操作性で選択、音作りが可能です。
「Hammond B3」のような重いトーンホイールを用いたオルガンに対し、VOXやFarfisaのコンボ・オルガンは、ミュージシャンがツアーに出る際に重宝されたという、トランジスタ回路を使った軽量モデル。いずれのオルガンにもサウンドの特徴があり、1960年代の音楽でもそのサウンドを聞くことができます。
▲KORGの次世代真空管「Nutube」を搭載。自然な歪みが得られます。
▲61鍵と73鍵の2モデル展開予定。
良き日のオルガンサウンドを、外観、演奏性で高く表現できる「Vox Continental」が蘇りました。
【VOX/CONTINENTAL-61】
■発売日:2017年9月23日(土)
■価格 :185,000+税