Arturiaのシンセプラグインコレクション「V Collection 6」国内発売開始日が決定!

Arturiaのシンセプラグインコレクション「V Collection 6」のパッケージ版発売日が12月24日(日)12月30日(土)に決定しました!(※当初のお知らせから発売日延期となりました。誠に申し訳ございません。)
V Collectionといえば往年の名機からディープなマニア向けモデルまで幅広いラインナップで人気のプラグインバンドルですが、今回のバージョンアップで追加された新たなシンセプラグイン4モデルをご紹介します。

 

CMI V


MTV全盛期の80sサウンドを代表するFairlight CMIをモデリングしたシンセプラグイン。
オートメーションやミキサーなど一台完結のワークステーションとして使える機能を多数搭載し、歴史的名機を現代に合うようなカタチで再構築しています。

レトロなSFを思わせる実機そのままのGUIデザインもさることながら、圧倒的なサウンドの再現力はまさしく絶品。
世界的ヒット曲だけでなく当時の映画音楽でも必ず使われていたFairlight CMI、聴いたことのある「あの音」を実機以上の自由度で使い倒せるという夢のようなプラグインです。

 

DX7 V


FMシンセの金字塔にして絶対的王者・DX7をモデリング。
パネル右上に記載されていたアルゴリズムを参照したり、エンベロープポイントをアタマの中で思い描いたりする苦労もなく、効きが悪くなったボタンをギューギュー押し込む手間もなく、全てをディスプレイ上で視覚的に把握しながら音作りに集中できます。

DX7を参考にした実機シンセやプラグインならいくらでもあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、往々にして小型化された結果コントロール性に難のあるモノや、再現性がいまひとつでコレジャナイ感が漂うプラグインも多い中、これほどに突き詰められたFMサウンドがPCで手軽に使えるというのは嬉しいところかと思います。

 

Clavinet V


近頃盛り上がりを見せているクラビネットモデリングも新たに収録。
HOHNER Clavinet D6を素材に、立ち上がりの鋭いアタックとキレの良いサスティンを見事に取り込んでいます。

更には銀パネ期のFender Twin Reverbと数々のコンパクトエフェクターを専用にモデリングし、クラビネットサウンドに欠かせないオーバードライブやオートワウなどもClavinet Vプラグインの内部で処理可能。
旧来のクラビネット音源以上に「指が踊る」こと間違いなしの一品です。

 

Buchla Easel V


70年代のスーツケースシンセ「Buchla Easel」をモデリング。
知る人ぞ知るオールド機材を事細かに再現するArturiaらしいマニアックなモデルチョイスですね。
プラグイン内部に32ステップのステップシーケンサー、XYパッドやエフェクターが組み込まれており、サイケデリックでスペイシーなサウンドや8Bit系のシーケンスを組むのにも使えそうです。

 


今回のバージョンアップではV Collectionの全プリセットを管理設定できる「Analog Lab」も従来のAnalog Lab 2から「Analog Lab 3」へとアップグレードされています。

ヴィンテージシンセのサウンドライブラリをさらに充実させたい方にはもってこいのV Collection 6。
このクリスマス年の瀬に手に入れて、冬休みはプラグインシンセを心ゆくまでいじり倒してみませんか?

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