私の愛して止まない名器【VOL.15】moog micromoog
いつもDTMersをご覧いただきましてありがとうございます。御茶ノ水本店SOUTH(サウス)のVINTAGE SYNTH担当、冨山(とみやま)でございます。
さて、本日は、MINIMOOGが欲しいけど高くて手が出せない方、、そんな方にもお手ごろな価格で購入できるMOOGのVINTAGE SYNTHをご紹介させていただきます!
そう、こちら!!
moog / micromoogです!
MICROMOOGは1975年に発売された、1VCOのモノフォニック・シンセサイザーです。大ヒットシンセサイザー、MINIMOOGの後に発売された、MINIよりもさらにコンパクトになったMICROなシンセです。
2.5オクターブの鍵盤が収まるプラスティックの一体整形によるコンパクトな筐体、ボリュームポットやスイッチを直接マウントしてパネル裏に収めた1枚のメイン基板などの設計により、大幅なコスト・ダウンを実現したモデルです。コストダウンしたとはいえ、当時の定価は¥370,000-!!!今ならば高級シンセが買える価格ですが、当時としてはMOOGがこの価格で買えるとなれば低価格だったのでしょう。
このシンセの特徴は、1VCOながら連続可変する波形を搭載しているところでしょう。ノコギリ派からパルス波まで、切り替えではなく滑らかにつまみで変化させることが可能です。このVCOにより、シンプルながら多彩な音色を作成可能です。
↓画像のWAVESHAPEがその可変になります。
もうひとつの特徴はたくさん並んだ白い大きなスイッチ。このスイッチでフィルターのかかり具合やサスティンのオンオフなど、設定をしていきます。この富士山のような形のスイッチ、MICROMOOGのデザインの特徴です。
そしてさらにもうひとつ、PITCHを可変できるリボンコントローラーも特徴的です。音程を滑らかに可変させることができます。最近のデジタルシンセでリボンコントローラーがついているものがありますが、MOOGはその元祖とも言えますね。
このmicromoog、低価格モデルと言ってもさすがMOOG、フィルターの太い甘いアナログサウンドは健在です。サブオシレーターもあって、かなり太いサウンドもいけます!MOOGブランドのシンセは本当に音が太いです。太くて、でも耳に痛い感じが無く、温かみのあるサウンド。うーん、良いです!欲しい!
そんなmicromoog、6/20現在、こちらSOUTHに2台、在庫がございます。
もちろんご試奏大歓迎です。店頭に来ていただいた際には、お気軽に、声をおかけくださいませ。
そして本日はもう一つ、お知らせです。
こんな素敵な本が発売になりました。
シンコー・ミュージック / 見て楽しむアナログ・シンセ図鑑<シンコー・ミュージック・ムック>!!!
こちらでも紹介したVINTAGE SYNTHたちが、いっぱい載っております!見ているだけでも楽しい!こちらも絶賛発売中です。
ご不明な点、お問い合わせは、
お電話:03-3292-1484、
メール:honten-south@ishibashi.co.jp
御茶ノ水本店SOUTH(サウス)の冨山、もしくはシンセ担当者まで、ご連絡くださいませ。
お問い合わせ、ご来店、お待ち致しております。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
イシバシ楽器 冨山
イシバシ各店より選りすぐりのマシンたちが大集結!!
VINTAGE SYNTH & BEAT MACHINE FAIR!!
in 御茶ノ水本店SOUTH ただいま開催中!