Roland、88鍵盤MIDI コントローラー「A-88MKII」を発表!
Rolandから「A-88MKII」が発表されました。
弾き心地のよい88鍵盤MIDIキーボードとして人気を博した「A-88」の後継機種です。
▲A-88(現在は生産完了品)
▲新製品「A-88MKII」
「A-88MKII」は、ピアノ鍵盤として定評のあるPHA-4 スタンダード鍵盤に、USB-C によるコネクション、マルチカラーに自照するノブやパッド、さらには今後対応予定のMIDI2.0 など、高品質かつ最新の機能を搭載し、クラス最高峰のパフォーマンスを実現した88 鍵盤MIDI コントローラー。
【特徴】
• ピアノ鍵盤として定評のあるPHA-4 スタンダード鍵盤を搭載。高いプレイアビリティを実現。
• 過酷な現場でも安定したパフォーマンスを実現する耐久性/ 堅牢性の高い設計
• 視認性の高いアサイナブルの自照式ノブとパッドを搭載。ペダル入力は3 系統装備。
• レイヤー可能な3 つのゾーンに加えて、アルペジエーター、コード・メモリーを搭載。
• 奥行きをおさえた薄くスリムなデザインは、個人のスタジオ環境にもフィット。
• 専用のコントロール・アプリを用意。高度なカスタマイズと瞬時のリコールを実現。
•USB-C 接続によるクラス・コンプライアントに対応。バスパワーによる駆動も可能。
•MIDI 2.0 への対応を予定。
A-88MKII はプレイアビリティにこだわりました。鍵盤には世界中のステージで活躍するプロのプレイヤーから高く評価されているPHA-4 スタンダード鍵盤を搭載。演奏性能の高いキーボードをそのままスタジオに持ち込むことができます。堅牢性の高い木製構造の設計は、確かな弾き心地と豊かな演奏フィーリングをもたらします。それだけでなく、自身の演奏スタイルに合わせて感度や応答性をカスタマイズすることもできます。
A-88MKII は3 パートから構成されています。それぞれパートに任意に出力先を設定できますので、さまざまな楽器をレイヤーしたりスプリットして演奏することができます。それらのサウンドを、搭載されたベンド/ モジュレーション・レバーや、マルチカラーに自照するノブとパッドから、自在にコントロールすることができます。外部入力にはサスティン・ペダル入力に加えて、2 つのアサイナブル・ペダル入力も用意。楽器と同じクオリティの豊かな表現力を実現しています。
今日の音楽スタイルには多くの演奏機能が必要です。しかしながらソフト・シンセやモジュールには、必ずしもそういった機能が搭載されているとは限りません。A-88MKII は、レイヤーが可能な3 つのゾーンに加えて、高機能なアルペジエーターを搭載。さらに、パッドはノート・アサイン(最大4 ノート同時)をしたり、コマンドやイベントをトリガーしたりと、リアルタイムのパフォーマンスに活躍。多彩に表現することができます。
A-88MKII は、最新のテクノロジーを搭載。この先も変わらない互換性と利便性を提供します。クラス・コンプライアント対応のUSB-C による接続は、MacOS、Windows、およびiOSとの互換性を備え、単一ケーブルにより、バス電源供給とシンプルな接続を実現します。
またA-88MKII は、MIDI 2.0 に今後対応予定。高解像度コントロールと拡張機能がスタンダードになっても永くお使いいただける1 台です。
* Lightning を使用してA-88MK2 をiOS デバイスに接続する場合には、Apple 社の Camera Connection Kitを使用し、A-88MKII は AC アダプターからの電源供給が必要となります。
A-88MKII はMacOS およびWindows 用のコントロール・アプリを用意。各種アサインをスムーズに行うことができます。すべてのレイヤーやコントロール・マッピングを一目で確認できるだけでなく、パッドへコマンドを割り当てたり、視覚的に認識しやすいようにカスタムカラーを設定したりすることもできます。作成したカスタム・セットアップでソフト・シンセや外部ハードウェア音源をコントロールしたり、スナップショット機能でセットアップを瞬時に呼び出したり、切り替えたりすることができます。
今日の個人の制作環境においてスペースはとても貴重なものです。A-88MKII は、ローランドの楽器としてのクオリティと演奏性能を維持しながら、できるだけ薄く、奥行きを押さえたスリムな設計になっています。平らなトップや四角い縁取りのデザインはスタジオ・デスクや制作ツールに統合しやすく、見た目にもすっきりとした印象を与えます。
【Roland / A-88MKII】
■発売日:2020年3月20日(金)
■価格 :100,000円+税