新開発の64bitエンジンを搭載し、ブラッシュアップされた「Cubase 9.5」発表!
年次改良を続けるCubase、本日公開の「Cubase 9.5」で追加された新機能をまとめてご紹介します!
・64bit浮動小数点ミキシングエンジンの搭載
従来の32bit浮動小数点ミキシングエンジンから、新開発の64bit浮動小数点ミキシングエンジンへと進化。
これまでの倍精度での処理により、更なる高音質を実現しています。
32bit仕様のVSTプラグインを挿しているトラックについては自動的に当該トラックのみ32bitでの処理が行われるので、お気に入りの32bit仕様プラグインも引き続き使えます!
・「ゾーニング2.0」デザインの最適化
メディアセクション、メーターセクション、Control Roomセクションの3つのゾーンが追加され、作業効率がアップ。
ウインドウから離れずに、プロジェクト内のメディアファイルの参照、プレビュー、トラックへのインポートができるので、集中を切らすことなく作業に没頭できます。
※メディアセクションのファイルブラウザはエントリークラスのCubase Element 9.5、ミドルクラスのCubase Artist 9.5でも利用可能となっており、メーターセクション、Control Roomセクションの機能はCubase Pro 9.5のみで使用できます。
・ダイレクトオフラインプロセッシング(Cubase Proのみ)
使用頻度の高い処理やプラグインを、単一or複数のクリップのチェーンとして管理し、リアルタイムエフェクトと同じような感覚で適用。
CPUパワーのセーブに役立つだけでなく、一般的なフリーズ機能よりも更に音楽的、かつリニアに効果を感じられるのが嬉しいですね。
・更に使いやすくなったコードパッド
9.0で追加されたコードパッドは音楽理論を特に学んでいないユーザーでも「絶対に音を外さないコード」によりスムースに作曲が楽しめる優れた機能。
画面下部からドラッグアンドドロップし、トラックに並べていくだけの簡単操作で作業がサクサク進みます。
表示サイズを変えることでコードマップやマーカー代わりに使うこともできるので、楽曲の流れの把握にも一役買ってくれそうです。
・HALion Sonic SE用ウェーブテーブルシンセサイザー「FLUX」の追加(Cubase Pro/Artistのみ)
過激なヴィブラートが掛かったワブルベースやギラついたシンセリード、有機的な動きのあるパッドなど近年のEDMサウンドで耳にするド派手なサウンドに最適なチューニングを施されたウェーブテーブルシンセ音源「FLUX」がHALion Sonic SEに追加。
70以上のオリジナル波形ライブラリにより、幅広いサウンドの作り込みも楽しめます。
そしてCubase 9.5の発表に併せて、Steinbergによるユーザーイベントが今月11/25(土)に開催されます!
各ジャンルの最前線で活躍するクリエイターの方々がトークゲスト、プレゼンターとして登場するスペシャルなイベントで、Cubase 9.5の新機能をぜひ間近に体感してください!