2016楽器フェア@東京ビッグサイト
「楽器と音楽、音をトコトン楽しもう!!」をテーマに、国内最大の楽器イベント「楽器フェア」が、2016年11月4日(金)、5日(土)、6日(日)の日程で開催されています。
初日の11月4日、会場となる東京ビッグサイト西1・2ホールでは平日にも関わらず、多くの来場客でにぎわっています。
DTMersでは、この冬リリース予定のデジタル楽器新製品を中心にレポートします!
今年、LM50周年を迎えるYAMAHA。エントリーシンセ「MX」の限定カラーが初お披露目となる他、Steinberg初の譜面作成のソフトの先行展示などがあります。デジタル楽器だけでなく、エレキギターの「REVSTAR」や話題のMarshallのモデリングアンプ、LINE6の新SPIDERシリーズにも要注目。また、各種デモンストレーションや主催するイベントからも目が離せません。
▲台数限定での発売が発表された「MX49/61 ホワイト」
▲譜面作成ソフト「DORICO」も試せます。
▲YAMAHAが取扱うことになった「nord」もバッチリ展示。
▲まもなく発売のDTMスターターパック「UR22mkII Recording Pack」。
▲バイクのカスタマイズスタイル「カフェレーサー」から着想を得た「REVSTAR」シリーズ。そのバイクに合わせた特別塗装のギターも展示。
▲話題沸騰中のマーシャルモデリングアンプ「CODE」シリーズ。
▲LINE6の定番アンプ「SPIDER」の新シリーズも展示。
これから発売となる「monologue」や「kingKORG-BK」といった新製品や参考出品の「KRONOS LS」や「ARP ODYSSEY FS」など見どころ満載のKORG。輸入商品も含め実に多くの製品が展示されています。
▲好評発売中の「MINILOGUE(ミニローグ)」をベースに開発されたモノアナログシンセ「monologue(モノローグ)」。
▲スリム鍵盤で25鍵ということもあり、非常にコンパクト。(でも弾きやすい)
会場で行われたデモンストレーションの様子がこちらです。
▲ブラックカラーで帰ってきたアナログモデリングシンセ「kingKORG BK」。
▲先日発売された「VOLCA KICK」をはじめとしたVOLCAシリーズ。
▲moog 「minimoog MODEL D」。シンセサイザーの元祖ともいえる名機の復刻版です。
▲参考出品の「ARP ODYSSEY FS」。ミニサイズで復刻したARP ODYSSEYが、今度はフルサイズで限定復刻。
▲参考出品の「KRONOS LS」。88鍵ライトウェイテッド仕様。オルガン演奏に適する軽いタッチの鍵盤です。
▲音源はKRONOSと同様の模様。本体カラー、サイドウッドも新しいカラーです。
▲NAMM SHOWでも参考出品されていたVOX「CONINENTAL」。発売が待ちどしいですね。
「909DAY」と題し、今年の9月に一斉にリリースされた各新製品を始め、これから発売となる「UA-4FXII」やBOSSコンパクトエフェクターやアンプのJCシリーズに注目です。またローランド輸入製品の展示や人気アーティストによるデモ演奏も必見です。
▲インターネット生放送の定番機とされた「UA-4FX」が「II」となって復活。市場の多くの要望に応える形で復活、国内限定販売だそう。当時とはDSPの技術が格段に違うので見た目は同じ印象(サイズはひとまわり小さい)でも、エフェクト含め音質が各段にアップしているとのこと。スタンドアロンでも駆動。
▲各種ローランド輸入製品も展示。
▲伝統のクリーン・トーンや普遍的なデザインはそのままに、ホーム・ユースに最適なコンパクト・アンプとしてリシェイプした「JC-22」。
「studiologic」「RELOOP」「BITWIG」「CME PRO」などの輸入代理を行うディリゲント。なんといってもWaldorfの最新技術を採用したアナログモデリングシンセサイザー「SLEDGE」のブラックエディションが注目されていました。
▲色だけでなく音色が100音色追加され、鍵盤がおもりつき(もちろんFATAR)になっています。
▲CMEの「Xkey Air」。Bluetooth対応でショルダーキーボードのようにできます。
▲取扱いを開始したDECKSAVER。機材をこのようにカバーし、保護します。
▲ユーロラックモジュールをマウントできるWaldorf「kb37」や日本上陸を果たした「NEKTER」も試奏可能。
▲オーディオテクニカ、イベント恒例の巨大ヘッドホン&マイク。
▲故・冨田勲先生のスタジオを再現した「TOMITA Memorial Museum」。
▲KAWAIのクリスタルピアノ。YOSHIKIさんのメッセージボードも。
また、楽器フェアでは、連日各ブースで多彩なデモンストレーションを開催。一度に多くの製品の魅力を生で体感できるもの醍醐味のひとつです。
楽器の楽しさ、演奏や制作の喜びを改めて感じられるイベントです。
この週末、是非足を運んでみてはいかがでしょうか!?
■2016楽器フェア公式サイト:http://musicfair.jp/2016/